入園が決まると、園生活に必要なもの=園グッズの準備をすると思います。
制服や園の指定で購入する保育用品以外にも日々の生活に必要なものはたくさんあり、その準備は意外と大変です。
それぞれに名前もつけなければならないので、余裕を持って用意したいですよね。

でも、焦らないで!!
気持ちばかり焦ってしまうと後悔してしまうかもしれません。
園グッズはいつ頃用意する?
はっきりと断定できます。
入園決定後、説明会などの後です。
入園が決定すると、その後入園手続きなどの予定がお知らせされます。(11月頃)
制服注文や保育用品購入などの予定もあるでしょう。
また1日入園などを設けている園も多いですね。
その中で、入園説明会(名称は園によって異なる場合があります)というものがあります。(日程としては12月以降2月くらいまでに予定されていると思います。)
説明会では以下の内容を中心にお話があります。
・園生活を送る上での約束事、諸注意など
・入園までに家庭でやっておいた方がいいこと
・入園までに家庭で準備しておく園グッズ
この時、園グッズの詳しい説明があるのですね。
ご家庭で個別に購入するものや、園の方で注文、購入したものについても記名の仕方などの説明があると思います。
園によっては例えば、手提げかばんや体操服袋など大きさの指定をされます。
これを知らずに用意してしまうと、最悪、用意し直さなければなりません。
大きさによっては既製品ではちょうどいいサイズがないこともあるので、手作りをする必要があります。
園グッズは子どもと選ぼう
用意しなければならないものがわかったら、ぜひ子どもと一緒に選んでください。
買い物に出向くもよし、ネットショッピングもよし、です。
手作りをする場合は、布も子どもに選んでもらうといいですよ。
なぜ子どもと選んだ方がいいの?
幼稚園への期待感が高まる
幼稚園で使うものを一緒に選ぶことで、より一層幼稚園へ行くことを子ども自身も意識することができます。
そして、自分で選ぶことで、もちろん好きなものを選ぶでしょうから、”早く使いたい”=”早く幼稚園に行きたい”と幼稚園に行くことが楽しみになってくるでしょう。
自分のものと認識しやすくなる
自分で選べば、当たり前ですが自分のものとわかりますよね。
「これ買ってきたよ、幼稚園で使おうね」と受け身で準備するより、「どれにしようか?これにする?幼稚園で使おうね」と子どもの意志が反映された方が、断然子どもも覚えています。
また布なども自分で選んだ柄であれば、すぐに自分のものとわかるでしょう。
自分で選べると単純に嬉しい
そして何より子どもは嬉しいです。
特に手作りをする場合、布で買ったものが出来上がったときの嬉しさと言ったら、跳ね上がるほどでしょう。
目をキラキラさせて喜んでくれるはずです。
悩まずにすむ
“どっちがいいかな?”と悩むことがありません。
また買った後に、”◯◯がよかった”と言われる心配もほとんどありません。
もしあっても「自分で選んだでしょ」と言えます(笑)
体験談
私も長女の幼稚園の入園準備の時には、一緒に買い物に出掛け、一緒に選びました。
(保育園では小さかったこともあり、コップなど物によって一緒に選びました)
実際、3歳を過ぎた頃から、洋服でも好みが出てきて、母の独断で買ったものはことごとく拒否されるようになってきたので、私が一人で選んでしまっていたら...大変だったでしょう。
長女は当時、水色やミントグリーンなどが好きだったので、キャラクターで選んだというよりは色で選んでいました。
1つ1つ必要なものを選びながら、「幼稚園で使おうね」と話すと「早く幼稚園行きたいな」と嬉しそうにしていました。
また入園準備ではないのですが、水遊びが始まる前にビーチバッグや水着をネットで購入しました。
その時もいくつか候補を決めた後に「これはどう?」「こんなものもあるよ」などとスマホの画面を見せて選んでもらいました。
大好きなキャラクターのバッグと自分好みの水着に大喜びで、水遊びが始まるのを本当に心待ちにしていましたよ。
思っているものと違って困るとき...
子どもが選ぶと親の希望とは異なってしまうこともあります。
使いづらそうだとか、園で指定されていないタイプだとか、理由はいろいろあると思います。
また、キャラクターが統一されていないことが気になってしまったりしますよね。
そんな時はうまい具合に、誘導しましょう。
子どもが納得するように話してくださいね。
・使いづらそうだと思ったら、その旨をはっきりと説明する。
・園の指定されているものを伝えて、その中から選ぶように促す。

キャラクター問題は、同じシリーズがあれば、「全部同じだと可愛い(かっこいい)ね」など誉めたり、「お弁当箱をこれにしたから、コップやお箸セットも同じものにしようか?」などと先立って提案してみるといいかもしれませんね。
いや、待って。
誘導したり、提案している時点で子どもが選んでないよね?
と思った方もいますよね。
いえ、そんなことはありません。
子どもが選んで、提案して、子どもが決定しているので、子どもの中では”自分で選んだ”ということになります。
この子どもが”自分で選んだ”と思っていることが大事なのです。
親がいいなと思っているものに最終的になったとしても、それが決まるまでの過程が大切だということです。
なので、”全部を子どもに選ばせたら大変なんじゃ...”と思っている方、大丈夫ですよ。
子どもと一緒に選んで、時にはいい方へ導いてあげてくださいね。
親子の時間を楽しんで
入園準備をするのは、ほとんどの方は一度きりですよね。
ある意味、とても貴重な時間なんです。
一緒に買い物に行くことで、”この子もこんなに大きくなったんだな”と感じることもあるでしょう。
子どもにとっても”ママと一緒に幼稚園のお買い物したね”といい思い出になるはずです。
「どれにしようか?」「こっちはどう?」「これもいいね」などのやりとりも楽しいと思いますよ。
ぜひお子さんと一緒に準備を楽しんでくださいね。