元保育士で3児のママ、ゆかりです。
クッキングは子どもたちの憧れ。
お料理をしていると「やりたーい!!」と言われたことはありませんか?
- やらせてあげたいけど、どこまでできるのかな?
- どうやって教えてあげよう...
など、悩むこともあるかと思います。
またせっかくやる気を出したのに、あまり口出しをしてしまうとやる気を損なってしまったり、苦手意識を持ってしまう可能性もあります。
初めてのクッキングでいい思い出を作ってあげれば、苦手意識もなくなりお手伝いも進んでやるようになってきますよ。
大事なのは無理をしないこと。
クッキングデビューに最適な、簡単だけど"自分でできた!"の達成感が味わえる!!メニューをご紹介します。
クッキングをする前の注意とお約束
クッキングをするにあたっての注意事項です。
最初からお子さんとのお約束として、しっかり守るようにしましょう。
- 必ず手をしっかりと洗いましょう
- 清潔な衣服を身に付けましょう。
- 爪は短く切っておきましょう。
- 髪の毛は邪魔にならないように結んだり、止めておきましょう。
①必ず手をしっかりと洗いましょう
料理の基本ですね。
どうして手を洗わなければならないのか、理由もきちんと伝えてあげてくださいね。
もし途中で髪の毛などを触ってしまったりしたらその都度洗うように声をかけましょう。
②清潔な衣服を身に付けましょう。
衣服が汚れていたら着替えた方がいいです。
エプロンなどをつけてもいいですね。衛生的ですし、気分も盛り上がります。
③爪は短く切っておきましょう。
爪が長いと料理はしづらいですし、衛生的にもよくありません。
特に子どもは爪の間は汚れが溜まりやすいので、ご注意くださいね。
④髪の毛は邪魔にならないように結んだり、止めておきましょう。
必要であれば、バンダナなどを頭に着けてもいいでしょう。
ラップでおにぎり
まずはラップで作るおにぎりに挑戦してみましょう。
簡単そうに見えますが、おにぎりを握るのって子どもにとっては意外と難しいんです。
たかがおにぎりですが、子どもにとっては大仕事!!
簡単に楽しくクッキング体験ができますよ。
〈用意するもの〉
- 小さめのお皿(平たいもの)
- ラップ
- しゃもじ、またはスプーン
- ボール
〈材料〉
- ご飯
- 具材やふりかけなど(お好みで)
- 焼き海苔
作り方
・お皿にラップを敷いておく
①ボールにご飯を入れ、ふりかけや具材などをお好みで混ぜる。
あらかじめ混ぜておいた方が握りやすいので、最初に混ぜちゃいましょう。
炊き込みご飯などでもおいしくできるので、お子さんの好きなご飯を用意してあげてくださいね。
混ぜるところまで大人が準備してしまっても構いません。
我が家は鮭フレークをよく使っています♪
本当に何でもいいです。
②ラップを敷いたお皿の上にご飯を適量のせる。
お子さんの握りやすい、食べやすい量をのせてあげてください。
③ラップでご飯を包み、端をキュッとする。
ゆるいと握っているうちにほどけてしまうので、大人が確認(仕上げ)してくださいね。
④にぎにぎする。
優しく握りましょう。
⑤握れたらラップをとり、お好みで海苔を巻く。
ラップをつけたまま食べてもいいです。
こちらもお好みで。
(海苔を巻かない場合は手が汚れにくいので、ラップはつけたままがいいと思います。)
朝食やランチなどに食べてもいいし、お天気のいい日は外で食べてもおいしいですよね
お弁当を持ってお出掛けするときなどに、お子さんにおにぎりを作ってもらうのもいいと思います♪
海苔でぱったん、なんちゃっておにぎらず
続いてはなんちゃっておにぎらず。
こちらは本当に簡単です(笑)
我が家の長女(海苔好き)はこれが大好きで、しょっちゅう食べています。
おにぎりよりも簡単ですが海苔の量が多いので、小さいお子さんはうまく噛みきれないかもしれません。
食べる際にはご注意ください。
最後にキッチンばさみなどで小さく切ってあげると食べやすくなるかも。
〈用意するもの〉
- 平らなお皿
- ボール
- しゃもじ、またはスプーン
〈材料〉
- ご飯
- 具材やふりかけなど(お好みで)
- 焼き海苔
おにぎりとほぼ同じです。
作り方
①ボールにご飯を入れ、ふりかけや具材などをお好みで混ぜる。
こちらもおにぎり同様、あらかじめ混ぜておくことでより簡単にできます。
②お皿に海苔をのせ、海苔の半分にご飯をのせる。
半分がわかりづらいかもしれないので、目安を教えてあげてくださいね。
③ご飯がのっていない方の海苔を持ち、半分に畳む。
出来上がりです(笑)
慣れてきたら具材などを後のせすると、アレンジもいろいろとできますよ。
長女はたまにスライスチーズをはさんでいます。
挟むだけで簡単なハムチーズサンド
パンが好きならサンドイッチはいかがですか?
保育園でも2歳児クラスのクッキングでよく作っていました。
サンドイッチの中ではハムチーズサンドが1番簡単にできると思います。
〈用意するもの〉
- 平たいお皿
- スプーン
〈材料〉
- サンドイッチ用のパン
- ハム
- スライスチーズ
- マヨネーズ
シンプルにこれだけです。
作り方
①お皿にサンドイッチ用のパン2枚をのせ、それぞれにマヨネーズを少しのせる。
難しかったら大人がやりましょう。
(マヨネーズの方が簡単に塗れますが、お好みで溶かしバターを使ってもいいです。)
②スプーンでパンにマヨネーズを塗っていく。
③パン1枚の上にハム、スライスチーズ、パンもう1枚(マヨネーズ部分は下にする)を順番にのせる。
少し馴染ませたら出来上がりです。
レタスやスライスしたきゅうりなどをはさんでもおいしいと思いますが、具材が増えれば増えるほど食べづらくなるので、ご注意くださいね。
慣れてきたらいろんな具材で作ってみるといいですね。
ジャムサンド
ジャムサンドもおいしくて簡単に作れます。
ジャムを塗るのに少しだけコツがいりますが、これも経験ですね。
小さいお子さんはハムサンドの方が作りやすいかもしれません。
ジャムの種類を変えるだけでいろんな味が楽しめるのも嬉しいですよね。
我が家の娘達はイチゴジャムとピーナッツバターがお気に入りです。
〈用意するもの〉
- 平たいお皿
- スプーン、またはバターナイフ
〈材料〉
- サンドイッチ用のパン
- お好みのジャムやクリーム
作り方
①パン1枚にジャムなどをのせて、スプーンなどで塗る。
②もう1枚のパンをのせる。
大きくて食べづらいようなら、食べやすい大きさに切ってあげてくださいね。
軽くトーストをしたパンの方がジャムは塗りやすいです。
ただ、お子さんによってはトーストしたパンを嫌がることもあると思うので、お好みで試してみてください。
こちらは見た目が可愛いので、女の子は大喜びだと思います。
食べごたえ抜群!ホットドッグ
ロールパンを使えば、ホットドッグも簡単に作れます。
こちらも挟むだけです(笑)
簡単なのに食べごたえは抜群なので、お子さんも満足すること間違いなしです。
〈用意するもの〉
- パン切りナイフ
- フライパン
共に下準備で使います。
〈材料〉
- ロールパン
- ウインナー
- ケチャップ
作り方
〈下準備〉
- ロールパンに切れ目を入れておく。
- ウインナーをフライパンで炒めておく。→十分冷ましておいてください。
〈作り方〉
①ロールパンの切れ目部分にウインナーを入れる。
②お好みでケチャップをかける。
これだけです(笑)
レタスなどを一緒に挟んでもいいし、とろけるチーズをのせてトースターで焼いてもおいしいと思います。
お弁当用の冷凍食品などを使うとお手軽にアレンジを楽しめますよ♪
ちぎって簡単サラダ
小さいお子さんにもおすすめなのがこちらです。
今までご紹介してきたものと一緒に作れば、バランスもとれて立派な食事になります。
〈用意するもの〉
- ボール
- ザル
- スプーン(ツナ、コーン用)
- キッチンペーパー
- 盛り付け用のお皿
〈材料〉
- レタス
- ミニトマト
- ツナ缶
- コーン缶
作り方
・ツナ缶、コーン缶はお皿に移しておく
①レタスを使う分だけ1枚ずつはがし、ザルに入れて水で洗う。
洗ったら水を切り、キッチンペーパーで軽く水分を取る。→ボールに入れる。
②レタスを食べやすい大きさにちぎる。
小さいお子さんはここの行程だけでもOK(笑)
③ミニトマトはヘタを取ってザルに入れて洗い、同じくキッチンペーパーで軽く水分を取る。
④お皿にレタスをのせる。
⑤ミニトマト、ツナ、コーンをトッピングしていく。
トッピングもお好みで変えてください。
個人的にはレタスだけでもおいしく食べられます。
(きざみ海苔をかけて、さっぱり食べてもおいしい。)
アレンジ自由なので、慣れてきたらいろいろと試してみてください。
笑顔で楽しく作ろう♪
子どものやる気(意欲)はとても大切にしたいものですよね。
最初の方にも書きましたが、せっかくやる気になっても思った通りにできなかったりすると、落ち込んでしまったり、苦手意識を持ってしまったりします。
最初はできなくて当たり前。
大人は納得できますが、子どもはそうはいきません。
子どもながらにプライドはありますし、失敗をするのが好きな子もあまりいませんよね。
"いかにやる気を伸ばしてあげられるか"、が大事です。
"次もやりたい!やってみたい!!"と思うのはやっぱり"楽しい"と思ったから。
楽しい経験が子どものやる気を伸ばします。
大切なのは楽しむこと。
それだけです。
なので、無理することはありません。
今回ご紹介したメニューはどれも簡単に作れますので、クッキングデビューにピッタリ♪
ぜひ、笑顔いっぱいのクッキングデビューをしてみてくださいね。
親子で作れる!簡単なランチクッキングの記事はこちらをご覧ください。