元保育士で3児ママのゆかりです。
保育園などに入園が決まると準備しなければならない通園着。
園に置いておく着替え(ストック)や洗い替えなどを考えると少し多めに用意しておく必要があります。
でもね、実際に用意しようとしても...
- どんなものを用意すればいいの〜???
- 購入するときはどんなところに気をつけたらいいの〜???
- そもそも、通園着に適した服って何???
と悩まれる方も多いのではないでしょうか?
わかります!
私も保育士をしていなかったら、<子どもが保育園や幼稚園に着ていく服に、どんなものを選んだらいいのか?>なんて、自信を持って言えません...
でもね、保育士として実際にいろいろな子どもたちと関わってきたので...
今では<保育園や幼稚園に着ていく服はこんなものがいいよ〜♪>とはっきりお話できます(エヘンw)
この記事では、そんな元保育士の私が、元保育士としての視点から、"通園着に適したもの、適していないもの、通園着を選ぶときのポイント"などをお話したいと思います。
また実際に私が、<保護者として自分の子どもに用意したもの>なども紹介させてもらいますね。
通園着に限らず、子どもにとっておすすめの衣服になります。
普段、ご家庭で着る服の参考にもしてみてくださいね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

通園着に適したものってどんな服?
通園着=園生活に適した服ということになります。
では、園生活に適した服とはどのようなものなのでしょうか?
<通園着を選ぶ時のポイント>
- 動きやすい
- 汚れてもいい
- 自分で着替えやすい
- サイズのあっているもの
順をおってお話していきますね。
①動きやすい
子どもの園生活=あそびです。
子どもは活発に動き回ってあそびますよね。
あそびに集中できるような服が1番いいでしょう。
②汚れてもいい
①同様、活発に遊ぶので当然汚れます。
汚さないで遊ぶことは子どもには不可能ですし、”汚さないように気をつける”ということは、”あそびに集中できていない”ということになります。
思いきり遊べるものがいいですよね。
③自分で着替えやすい
汚れたら当然ながら着替えますね。
また水あそびなどが始まると水着などに着替えるようにもなります。
年齢にもよりますが、園では自分で着替えられるように促していきますので、着替えのしやすい衣服がいいでしょう。
せっかく自分で着替えようとしても、着替えがしくいと子どももやる気をなくしてしまいます。
④サイズの合っているもの
①〜③を満たしていても、サイズが合っていなければ意味がありません。
大きすぎても動きにくいですし、小さめだと脱ぎ着しにくいですよね。
多少大きいくらいなら構いませんが、長く着られるからといって大きいものを選ぶと裾を踏んでしまって転んだり、袖が長くて邪魔になってしまったり、肩がずり落ちたりしてしまいます。
通園着に適していないもの
それでは反対に通園着には適していない服とはどのようなものなのでしょうか?
<通園着を選ぶときに避けてほしいポイント>
- 飾りがついているもの
- 動きにくいもの
- 着替えにくいもの
通園着を選ぶ時のポイントとほぼ逆のものと考えればわかりやすいと思いますが、一応お話したいと思います。
①飾りがついているもの
子ども服にはデザイン性の高い、可愛くてオシャレな洋服が多いですが、飾りがついているものはできれば避けてほしいです。
具体例と理由は以下の通りです。
例1 フードつき
フードが引っ掛かってしまうと窒息してしまう危険があります。
活発に遊んでいると、本人も予期せずどこかに引っ掛けてしまうことがありますので、フードのついていないものを選んでください。
ちなみに洋服屋さんを見ると、トレーナーや上着などはフード付きが多い印象です。
特に上着はフードがついていないものを探すほうが大変だったりします...
例2 リボンや紐などの飾りがついている
フードつき同様、引っ掛かってしまう恐れがあり、危ないです。
小さい子だと悪気なくひっぱってしまうこともあるので、事故につながってしまうことも考えられます。
例3 ボタンやビーズなどの飾りがついている
保育園では0、1歳の小さい子も生活をしています。
万が一服から取れてしまったときに、誤飲の恐れがあるので避けましょう。
②動きにくいもの
動きにくいものも避けてくださいね。
具体例と理由は以下の通りです。
例4 チュニックなどの丈の長いもの
チュニックにレギンスパンツなどの組み合わせはとても可愛いですが、園生活には向いていません。
丈が長い服はフードや紐同様、遊んでいて引っ掛かってしまう恐れがあります。
またしゃがんで遊んでいると地面に裾がついてしまい、汚れやすかったり、邪魔になってしまいます。
例5 丈の短いズボンやスカート
思いきり体を使って遊ぶと怪我も多くなりますよね。
- 走っていて転んでしまうこともあるでしょう。
- 木登りなどをして体を枝に引っ掻けてしまうこともあります。
素足では傷だらけになりかねません。
中には転ぶことをためらって思いきり遊べない子もいるでしょう。
またスカートはフードやチュニック同様、遊んでいて引っ掛かってしまう恐れもあるので、できれば避けたいですね。
③着替えにくいもの
子どもが自分で着替えにくいものも避けてください。
どのような服が着替えにくい服なのか、は以下の通りです。
例6 ジーンズなどの伸びない素材
動きやすさや着脱のしやすさが求められるため、伸びにくい素材のものは通園着には向いていません。
大人でもジーンズなどを履いてスポーツはしませんよね?
子どものあそびはスポーツをしているようなものです。
元保育士の私が<実際に選んだ子どもの通園着>とは?
長女は1歳になる月から2歳8ヵ月まで保育園に通っていました。
また年少クラスで4か月通った幼稚園も上着だけ制服の園だったので通園着が必要でした。
実際に購入した通園着は以下の通りです。
長袖シャツ&Tシャツ
まずは<長袖シャツとTシャツ>です。
西松屋


プチプラ代表の西松屋。
大変お世話になりました。
ただ使っていくと毛玉がすごいです...
また園内にお揃いがたくさんいます(笑)
UNIQLO

Tシャツはキャラクターとコラボしていて可愛く、さらにお手頃価格なのでおすすめです。
GAP(baby&kids)

価格は少し高くなってしまいますが、その分しっかりしていて、毛玉にもならないです。
サイズが年齢ごとなので、105(4 years old)サイズがあります。
ニッセン(通販)


2枚セット、3枚セットとお得なセットがあり、1枚の単価は7〜800円前後です。
H&M
デザイン性の高いものも多いのですが、時々シンプルで可愛いものがあるので、セールの時などに探してみるのも手です。
トレーナー
続いては<トレーナー>です。
シンプルで裏起毛ではないものを選びました。
意外と探すのが大変です。

私事により(保育園、幼稚園ともに退園が続いたため)2年ほど冬に通園していなかったので、西松屋以外は試していませんでした。
今後も幼稚園で必要になるので、他のブランドも検討してみたいと思います。
ズボン
続いては、<ズボン>です。
UNIQLO


通園着でもプライベートでもフル活用しているのがUNIQLOのレギンスパンツです。
かなり重宝しています。
お値段もお手頃で種類も多いので、本当におすすめです。
写真のものは生地が薄いのですが、少し厚めのリブタイプもあります。
サイズが店頭では100までですが、オンラインショップなら110まで購入できます。
赤ちゃん本舗

SIMPLE FREEシリーズが動きやすくて、生地も厚めなので秋冬の時期におすすめです。
UNIQLOのレギンスパンツは薄く冬は少し寒いので、秋冬くらいからこちらをはいていました。
バースディ

バースディのfutafutaシリーズ(ベーシック)のレギンスパンツもはきやすくてよかったです。
ストレート、サルエルなど形も選べます。
生地がしっかりしているので、こちらも秋冬用で買い、春先もはいていました。
ただ、バースディは全国展開していないので店舗があまりないようですね。
私が今、住んでいるところは近くにないため購入できません。
その他、身に着けるもの
最後は、<その他、身に着けるもの>です。
ちなみに<通園着はお家用の服とは別に用意したほうがいい>と言いましたが、下着はお家用も通園用も兼用にしました。
保育園に入園したばかりの頃は分けていたのですが、
- そんなに汚れることもない
- もともとシンプルなものが多い
ので、下着は分ける意味があまりなかったです...
個人的に肌着で使いやすいのはUNIQLOです。

メッシュ生地が汗っかきの子にはぴったりですし、3枚組なのでありがたい。
(サイズは100まで)
靴下も特におすすめはありません。
強いて言うのであれば、長ズボンをはく場合はくるぶし丈が使いやすいです。
また冬もクルーソックスくらいで十分だと思います。
笑顔いっぱいの園生活を送るために
いかがでしたか?
元保育士の私が、元保育士としての視点から、"通園着に適したもの、適していないもの、通園着を選ぶときのポイント"などをお話しました!
あそびに適していない、動きにくいものだと、あそびが制限されてしまって満足感もあまり得られなくなります。
また自分で着替えづらいと子どもはストレスを感じますし、意欲もなくなってしまうでしょう。
通園着は園生活の一部です。
子どもが笑顔で園生活を過ごせるように、幼児期の子どもに合った衣服を選んであげたいものです。
もし、子どもが好みを主張してきたとしても、園では集団生活なので、通園着は子どもの好みばかり尊重せず、動きやすさや着脱のしやすさを重視しましょうね。
その中で好みのデザイン(色や絵柄)を探したり、一緒に選んだりしてください。
本音を言えば、通園着に限らず、普段から公園などで遊ぶときにはこのような服を着てほしいのですが...
おおきくなってきて、いろいろ好みが出てくると難しくなってきます。
お休みの日でもその日のスケジュールなどに合わせて、適した服を選べるといいですね。