おいしゃさんごっこといえば、子どもたちも大好きなあそびですよね。
なぜ子どもたちはおいしゃさんごっこが大好きなのでしょうか?
子どもたちの身近な憧れ=”やってみたい、なってみたい”がごっこあそびにつながります。
例えば、母親、幼稚園などの先生、戦隊ものなどのキャラクターですね。
体調の良い悪いに関わらず、子どもの頃は予防接種や健診などで病院などに行く機会が多くなります。
人見知りで泣いてしまう子も多いですが、聴診器などには興味津々なんですよね。
“お口あーんして”や”お腹ぽんぽんするね”は実際に経験しているやりとりです。
自然と”やってみたいな”と思うのでしょうね。
我が家では、”ぽぽちゃんの救急車”とスーパーで売っていたお菓子などがついている”お医者さんセット”を使って遊んでいます。
おいしゃさんごっこのアイテムといえば、どんなものがあるのでしょうか?
定番のアイテム
まずは定番アイテムをご紹介しますね。
聴診器
なんと言っても1番は聴診器でしょう。
1歳半前後の子でも聴診器を持って、ぬいぐるみなどのお腹にポンポンして遊んだりします。
自分のお腹に当てて遊ぶ子もいます。
体温計
熱を計る機会も意外とあるものです。
検温するときに嫌がってなかなか計れない子もいると思いますが、反対に使いたくって体温計を離さなかったり、欲しがったりする子もいますよね。
体温計にも興味津々なんですね。
我が家の次女きーちゃん(1歳後半)も体温計が大好きで、何度も計ろうとしています。
片付けようとすると怒るくらい...ちなみに愛称は”ピッピ”です。
お人形にくっつけて(脇の下に挟むのは難しいらしい)みたり、自分の服の中に入れて(同じく難しいので、多分挟んでいるつもり)遊んでいますよ。
注射器
予防接種で意外に身近なのが注射。実際にされるのは痛くて嫌だけど、”ちっくん”してみたいと思う子は多いです。
大人が「痛っ」とリアクションをすれば、それだけで大喜びです。
小さいお子さんの場合は、目を刺さないようにご注意くださいね。
基本はこの3つかなと思います。
あったらいいな♪持っているものを活用したアイテム
続いては、あったら”よりリアルなおいしゃさんごっこができること間違いなし”のアイテムをご紹介します。
薬の容器
病院などで処方される飲み薬(シロップなど)や、塗り薬の空き容器です。
ご家庭にありませんか?よーく洗って乾かすだけ。
それだけでごっこあそびの立派なアイテムになります。
注意することはよーく洗って、よーく乾かすことだけです。
シロップの容器に色水を入れるとよりリアリティは増します。
でも年齢が小さいと開けてしまって飲んでしまう可能性があったり、衛生的なことを考えると水は定期的に変えた方がいいかなと思うので、我が家では空っぽのままです。
セロテープなどで止めておいてもそのうち剥がれちゃったりするので注意です!!
ガーゼ
赤ちゃんの時に使ってたガーゼって意外と余っていませんか?
使用感はあるけれど、”まだまだ捨てるのにはもったいない”と思いませんか?
おでこに乗せてみたり、怪我をしたところや注射前の消毒として拭いてみたり、ぬいぐるみ相手ならお布団や包帯代わりになります。
バンダナなどの布
ガーゼは人用の包帯には少し小さめです。
ぜひ、バンダナなどの大きい布を使ってください。
また2枚を結び合わせれば、腕を骨折した時に使う三角巾のようになります。
救急箱
道具を入れることのできる取っ手付きの箱です。
入れ物付きのおいしゃさんセットも売っています。
付いていなかったり、手作りアイテムなどを使っている場合はぜひ用意しましょう。
おもちゃじゃなくても、100均の救急箱もオススメですよ。
我が家はクリスマスの時に売っているお菓子セットのケースを使っています。
可愛いので、ももちゃんもお気に入りです。
救急箱とは似ても似つかない見た目ですが、救急箱としてずっと使っているので、全く違和感はないようです。
ぜひ、作ってみて。簡単だけどおいしゃさんごっこが盛り上がるアイテム
とっても簡単に作れるアイテムのご紹介です。
診察券
厚紙や牛乳パックなどを切って、画用紙を貼ります。
診察券の文字、名前や病院名を書くだけ。
あっという間に診察券の出来上がりです。
ラミネート加工をすれば本格的ですが、我が家にはないのでカバーフィルムで代用です。
おくすり袋
薬を入れる袋です。
画用紙でもコピー用紙でもどちらでも構いません。
作りたい大きさの紙を(2枚または倍の長さで折って使う)用意して、両端(+底部分)をセロテープなどで留めればあっという間におくすり袋の出来上がりです。
“おくすり”と書いたり、病院名などを書けば立派なおくすり袋になりますよ。
問診票
文字の読み書きができる子なら、問診票を作ってみたらどうでしょう?
よりリアルにやりとりを楽しめるはずです。
1枚作って、後はコピーをしておくといいでしょう。
子どもと一緒に考えて作ると楽しいですよ。
作成例
- なまえ
- ねんれい
- ねつはありますか?はい、いいえ
- はいのひと、ねつはなんどですか?
- いたいところはありますか?
などです。
こどもが読むことを考えてひらがなで書き出してみました。
問診票はバインダーなどで挟んだり、厚紙などと一緒にまとめたりして使ってください。
鉛筆などを使うときはご注意ください。
さいごに
おいしゃさんごっこが盛り上がるアイテムをご紹介しました。
ご家庭にあるもので簡単に用意できるものもあるのでぜひ作ってみてくださいね。
年齢によって同じごっこあそびでも遊び方は変わってきます。
年齢が大きくなるにつれ、よりリアルな遊びになるので、アイテムの工夫しだいでさらにあそびが深まっていきますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。