カードゲームといえば、トランプやUNOなどが定番ですよね。
子どもだけでなく、大人になっても楽しくて盛り上がるカードゲームは旅行や合宿などでは欠かせないアイテムです。
子どもがカードゲームに興味を持つのはいつ頃?
“子どもがカードゲームに興味を持つタイミング”はその子の環境が大きく影響してくると思いますが、興味を持つきっかけは”カードゲームに出会った時”でしょう。
周りの大人や自分より大きい子ども(兄、姉、いとこなど)がカードゲームで遊んでいる姿を見て興味を持つのですね。
幼稚園や保育園の入園をきっかけに出会うこともあります。
我が家は家族で旅行(私実家と一緒なので大人数です)などに行くと決まって夜はカードゲームやボードゲームをするのですが、(結構盛り上がるw)2歳半を過ぎた頃から「一緒にやりたい!」と長女(ももちゃん)も興味津々でした。
まだまだルールが理解できないので、ママやパパと一緒に教えてもらいながらチームとして参加していました。
カードを選んだり、場に出したりすることでももちゃんなりに参加することができ、嬉しそうにしていたのを覚えています。
一緒にやるだけじゃ物足りない!でもルールは難しい
2歳半くらいの頃はただ参加できれば満足だったようですが、3歳を過ぎてくると思い通りにならないと嫌になってくるようで、カードが揃っていなくても「これがいいの」と違うカードを出そうとしたり、負けてしまう(1番じゃない)と怒ったりするようになってきました。
これも成長なんですが、”ルールだから”と言葉で伝えてもなかなかわからないんですよね。
3歳児にはちょっとルールの難易度が高すぎます。
その後も家にあるトランプやUNOを”やりたい”と出してくるようになったので、いいきっかけだと思いルールを教えようとするのですが、やっぱり自由にやりたいようで...教えているうちに「難しくてわからない」と拒否されてしまい、そのうち教えるのも諦めてしまいました。
ももちゃんなりのカードあそびをさせていました。
カードゲームの対象年齢は?
一般的なトランプの対象年齢は5歳〜のようですね。
UNOは7歳〜となっています。
トランプ、UNOには数字や記号が書いてあります。
数字や記号を認識できればルールも理解できるでしょう。
子どものなかには数字も1つの記号として認識している子もいます。
要は書いてある文字などの違いがわかれば、できるようになるということですね。
保育園でも年中、年長クラスにはトランプやUNOがあって夕方などに遊んでいました。
やはり5歳くらいになると遊べる子が多かったですね。
上に兄弟がいると4歳くらいでも興味を持ってやろうとしていたかな。
ただ、子どもだけでやるのはまだ難しいようで(ルールが曖昧の子もいるので)、「先生、やろう」とよく誘われていました。
ちなみに小さいクラスは手作りカードなどで絵合わせゲームをしたりしていました。
対象年齢は目安なので、大人が一緒にやれば年齢に達してなくてもできると思います。
教えてあげながら徐々に覚えていきますからね。
この教えてあげるのに根気がいりますが(笑)
お兄ちゃんお姉ちゃんがいる子は遊ぶ機会が増えるので、やっぱりできるようになるのが早い傾向にあります。
文字がまだ全部読めない子でもカードゲームをしたい
長女は現在4歳ですが、まだ数字を全部読めません。
例えば1、2、3、4、7、8などは読めるようになってきましたが、完璧に読めるのは1、2、3まででしょうか。
他は時々間違えます。
そのためトランプはまだ難易度が高いですよね。
枚数を減らしてやってみてもいいのですが、できないことで苦手意識を持ってもらいたくなかったので(できないと思ったらとことんやらないタイプ)どうやって楽しさを伝えていこうかと悩んでいました。
そこでたまたま出会ったのがIKEAのカードゲーム(LILLABO)。
こちらはメモリーカードゲーム、いわゆる神経衰弱専用のカードです。
17組×2で34枚なのでトランプよりも少なく、さらにイラストのみなので小さい子にもわかりやすいです。
そのため対象年齢も3歳〜となっています。
遊び方をご紹介
そのまま遊んでもよかったのですが、ももちゃんの自信をつけるために簡単な遊びからスタートしました。
無理なく楽しめるのが1番ですよね。
*いずれも枚数を最初は減らすなど、子どもに合わせて調節することができます。
STEP 1 〈ペア探しゲーム〉
①カードをイラストを上にしてよく混ぜてから並べる。
②ペアのカードを見つける
大人には簡単そうですが、3、4歳くらいの子にとっては頭をフル活動させた遊びになります。
たくさんあるカードの中から同じイラストを見つけるのは結構大変なんですよ。
STEP 2 〈ペア探しゲーム2〉
①2枚ずつあるカードの1枚をイラストを上にして並べる
②もう一枚はイラストを下にして重ねて置く
こんな感じです。
③②の1番上のカードを1枚をめくり、並べてあるカードの中から同じイラストを見つける
こちらは出てきたカードと同じイラストを見つけるので、より集中して探すことができますね。
“カードを多く取った方が勝ち”です。
意外と盛り上がります。
STEP 3 〈ももちゃん考案!絶対間違えないメモリーゲーム(神経衰弱)〉
①カードをペアで1度揃える
②混ぜないで順番に並べていく
③端から順番にめくる→必ずペアになる
何回か神経衰弱をやった後にももちゃんが自分で並べてやっていました(笑)
当たり前ですが必ずペアを当てられます。
でも子どもはこの当たり前が嬉しかったりするのです。
“絶対に合ってる”という安心感のもとで、達成感も味わっているんですね。
何度も繰り返し、「いえーい」とご満悦でした。
STEP 4 〈いよいよメモリーゲーム(神経衰弱)〉
STEP3までやっていれば、ペアを見つけるというルールが体に染み付いているはずです。
神経衰弱をやってみましょう。
ただ、いきなり17組全部だと難しいので、最初は数枚からやってみるといいと思います。
思いきって2組(4枚)からスタートでもいいくらいです。
“できるんだ”と自信をつけてあげることが大切です。
難しすぎると嫌になってしまうので、確実にできそうな枚数からやっていきましょうね。
STEP 5 〈ババ抜き〉
①ババとなるカードを1枚選ぶ(見ても見なくてもどちらでも)
②カードを配る
③ババ抜きの要領で遊ぶ
トランプでババ抜きをする前の練習になると思います。
JOKERはないので、その都度1枚選んで決めてくださいね。
ババが何のカードなのかわかっていてもわからなくてもどちらも楽しめると思います。
お好きな方でやってみてください。
初めのうちは、大人が手加減をすることが多いと思います。
何回やっても勝てなければ子どものモチベーションも下がりますからね。
*子どもの吸収力と成長は本当にビックリするほど早いです。
何度も遊んでいくうちに本気でやらないと勝てなくなりますので、頑張って下さいね。
3、4歳頃から楽しめるカードゲームは他にもある
同じようなカードゲームはないかな、と調べてみたらありましたのでご紹介しますね。
・わにわにメモリーカード
・エルマーとりゅう メモリーカード
3歳〜となっています。
私が買ったIKEAのカードゲームと同じタイプのものですね。
両方とも(絵)本をモチーフにしていてとっても可愛いです。
どちらの(絵)本も大好きなので、心引かれています。
そのうち、買ってしまいそうです。
・イチゴリラ(Ichigorilla)カードゲーム
一見普通のメモリーゲームのようですが、イラストによっては同じものが2枚だけではなく3枚、4枚とあるそうです。
ちょっと変わってておもしろそうです。
対象年齢 3歳~
・ナンジャモンジャゲーム
こちらはメモリーゲームはメモリーゲームでもちょっと変わっていて、めくったカードのイラストが初めて出てきたときにイラストに名付けをして、その後同じイラストが出てきたときに早く名前を言った方が勝ちというゲームです。
シロとミドリの2種類があります。
記憶力が鍛えられますね。
普通に神経衰弱としても遊べます。
対象年齢は4歳〜ですが、大人も十分楽しめると思います。
欲しいなー。
・ワードバスケットキッズ(Word Basket)
こちらはしりとりカードゲームです。
「ワードバスケット」という大ヒットのしりとりカードゲームのキッズ版とのことですが、恥ずかしながら知りませんでした。
対象年齢は4歳~ですが、家族みんなで楽しめそうですね。
<追記>
我が家も購入してみました~。
改めて別記事で詳しく書かせてもらいますね。(現在、準備中...)
カードゲームの楽しさを家族で共有しよう
カードゲームのよさは年齢問わず、みんなで楽しめるところだと思います。
親子だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんとも一緒に遊べますよね。
みんなで遊ぶことでスキンシップをとることができます。
みんなで遊ぶことで自然と笑顔が溢れてきます。
そして楽しさを共有することは子どもにとっても大人にとっても心の栄養となります。
いいことづくしですね。
ぜひ、家族みんなで楽しんで、素敵な時間を過ごしてくださいね。