元保育士&3児ママのゆかりです。
"赤ちゃん" "お風呂"と検索するとたくさんの便利グッズが紹介されていますよね。
もちろん便利だからみなさん紹介されているのだけど、住んでいるお家の事情で残念ながら使えないこともあります。
私も長女が赤ちゃんの頃に住んでいたアパートは浴室が小さく、脱衣所もありませんでした。
バスチェアは使えそうにないけど...
一緒にお風呂に入れなければならないし、一人でどうやって入れたらいいんだろう?
当時の私は本当に悩みました。
そしていろいろ試してみました。
でもね、お風呂が小さくても工夫次第で何とかなりました!
あの頃の私のように、バスチェアを使いたいけど置くスペースが取れない!!
そんな悩みをお持ちの方に、私が試行錯誤していきついた<赤ちゃんとのお風呂の入り方>をご紹介したいと思います。
バスチェアといってもいろいろありますが...
私が当時、お風呂の大きさで購入を断念したのはこちらのバスチェア↓↓
こちらは「Aprica はじめてのお風呂から使えるバスチェア」です。
★ちなみにごめんなさい。
実家との距離が近かったため、赤ちゃんが4か月までは里帰りしてました。
実家ではお手伝いしてもらっていたので、一人でお風呂に入れはじめたのは5か月以降になります。
現在の私は、第3子の誕生を機に念願の「Aprica はじめてのお風呂から使えるバスチェア」を使っています。
やはりバスチェアはあった方が楽です。
- Aprica はじめてのお風呂からつかえるバスチェアを使ってみたい
- Aprica はじめてのお風呂からつかえるバスチェアを使ったお風呂の入り方が気になる
という方はこちらの記事をどうぞ♪
→ごめんなさい、準備中です。
”洗い場にバスチェアが置けないときの赤ちゃんとのお風呂”の入り方
それでは、赤ちゃんとのお風呂の入り方をご紹介していきますね。
準備するもの
まずは準備するものから。
タオルや着替えなどを準備するのですが、私が住んでいたアパートは脱衣場がなかったので、それぞれ置き場所が違いました。
それぞれの置く場所と準備するものはこちら♪
<お風呂場の近くに置いておくもの>
- 赤ちゃん用タオル2枚
- 自分用タオル1枚
とりあえず、タオルは近くに置いておきます。
赤ちゃん用は2枚使いますが、1枚は自分の体をふくときに”赤ちゃんを床に寝かせたり座らせたりするとき用”です。
部屋(居間など)に置いておくもの
- 赤ちゃんの着替え
- 自分の着替え
ゆったりと着替えられる場所にそれぞれの着替えを置いておきました。
実際のお風呂の入り方
実際のお風呂の入り方ですが...
赤ちゃんとのお風呂<基本の流れ>をまとめてみました。
<基本の流れ>
- 赤ちゃんを待機させる
- 急いで自分を洗う
★赤ちゃんに声をかけながら、できるだけ目を離さずに洗う - 赤ちゃんを洗う
★この間に浴槽にお湯をためる★ - あたたまる
私は髪の毛を洗うときも頭を下にさげたりせず、顎を少しあげた状態で上からシャワーをかけ、必ず目線は赤ちゃんにむけながら洗うようにしています。
お風呂は1つ間違えれば危険な事故につながることがあります。
一瞬の隙でも何が起こるかわからないので、絶対に赤ちゃんからは目を離さないでください。
赤ちゃんの待機場所について
赤ちゃんの体の発達によって待機方法を変えていましたので、注意したいポイントなどと一緒に具体的にお話していきますね。
★5.6か月頃~
- 浴室の外→バンボやバウンサーなどで待機
- 浴室内→浴槽にバンボまたは膨らませるタイプのバスチェアを置いて座らせて待機
ここで、勘のいい方は気づかれたかもしれません。
そうです!
洗い場にバスチェアが置けないので、浴槽の中に置いていました。
といっても、空気で膨らませるタイプのものでした。
でもね...
我が家は膨らませるタイプのバスチェアは長女が嫌がって大泣きだったので、ほとんどバンボを使っていました。
ちなみにバンボは滑りやすいので注意です!
使用する場合、バンボはお風呂用ではないので自己責任でお願いします。
★おすわりが安定してできるようになったら...
- 浴槽にバンボまたは膨らませるタイプのバスチェアを置いて座らせて待機
または
- 浴槽におすわりさせて待機遊べるようにおもちゃを用意してました♪
おすわりが上手になってきたら、浴槽に直接すわらせて遊ばせながら待ってもらうこともありました。
最初はお湯は入れず、おもちゃ(カップや歯固めなど)を渡して遊んでもらいます。
お湯でぬれても大丈夫で、赤ちゃんが興味のあるおもちゃなら何でもいいと思います。
我が家はオーボールとか、ラトルにもなる歯固めとか使ってました♪
↑こちらはちょっと気になっているおもちゃです。
楽しそうですよね~
そして、自分の髪の毛を洗い終わったくらいに、すこーしだけお湯を入れてあげたりしていました。
危なくないように、絶対に目線は赤ちゃんから離さずに気をつけていました。
★つかまり立ちの頃
- 浴槽で待機
おもちゃを用意しました♪
つかまり立ちをするようになると滑る可能性が高くなります。
そのためおすわりの頃に入れていた、途中からのお湯は入れませんでした。
この頃も心配ならバスチェアやバンボを使うといいですが...
赤ちゃんがバスチェアから自分で降りしまうこともあるかもしれませんので、お気をつけください。
*私は洗い場でつかまり立ちをしてもらって(赤ちゃんは浴槽につかまる)、赤ちゃんの体を自分の足でホールドしつつ、自分を洗うこともありました。
赤ちゃんの様子を見て臨機応変にできるといいですね。
★たっちが安定してきた頃(1歳過ぎ~)
- お湯を少し入れて浴槽にたっちしたり、遊んで待機
ゆかりおもちゃ必須です!
たっちが安定してくれば転倒する心配も少なくなってきます。
とはいえ、絶対ではないので、気をつけてあげてくださいね。
心配なら、つかまり立ちの頃と同じように”浴槽にお湯は入れなくてもいいし”、”洗い場に立たせて赤ちゃんの体を自分の足でしっかりホールドする”といいかもしれません。
待機場所にある赤ちゃんの発達はあくまで目安なので、赤ちゃんの様子、お母さん自身の安心できる方法でやっていってください。
このくらいの頃はこうしなきゃ!というわけでは決してありませんので、絶対無理はしないでくださいね。
洗い終わったら...
お風呂が終わってからの流れです。
まずは...
赤ちゃんをタオルでくるんで、自分が大人のバスチェアに座って軽く赤ちゃんの体をふく
浴室を出たら...
- 赤ちゃんをとりあえずタオルの上に寝かせる or 座らせる
- 自分の体を簡単にふく
- 自分の体にタオルを巻く
- 赤ちゃんをタオルごと抱っこし、部屋に移動する
- 赤ちゃんの体をふいて着替え
- 自分も服を着る
時間がかかりすぎてしまうと風邪をひいてしまうので、自分の体はパパッとふきます。
お部屋に移動して赤ちゃんの体を丁寧にふいたら、すばやくオムツをはかせてくださいね!
お部屋に移動する前はタオルでしっかり赤ちゃんの体をくるんでいれば、万が一赤ちゃんがおしっこをしてしまっても大丈夫だとは思いますが...
”洗い場にバスチェアが置けないときの赤ちゃんとのお風呂”で気をつけたいポイント
今回ご紹介した<ゆかり流(笑)赤ちゃんとのお風呂の入り方>で気をつけたいポイントを3つお話したいと思います。
気をつけたいポイント
- あたたかい時間帯を選ぶ
- 泣いてしまった時の対処法
- 無理はしない
順番にお話していきますね。
①基本的にはあたたかい時間帯を選ぶ
今回の浴槽で赤ちゃんに待ってもらう方法ですが、赤ちゃんが裸でいる時間がどうしても長くなってしまいます。
洗い場にバスチェアの場合、時々シャワーをかけてあげられますが、浴槽の中でシャワーをかけるとお湯がどんどん溜まっていってしまいますよね。
なので、できる限りあたたかい時間帯に入ることをオススメします。
季節にもよりますが、午後2時〜4時くらいに入ることが多かったかと思います。
浴室暖房があればあまり気にすることはないかもしれませんが、アパートだとついていないところも多いですよね。
さらにいうと、住んでいたアパートは浴室の電気と換気機能が連動していたんですよね。
②泣いてしまってどうしようもならないときはどうする?
赤ちゃんとのお風呂は生活の一部ですから、毎日過ごしていれば赤ちゃんがご機嫌ナナメの日だってありますよね。
いろいろ工夫しても泣いてしまうこともあると思います。
赤ちゃんが泣いてしまうのは仕方のないこと。
でも、ご近所さんのことも気になるとは思うので...
- 比較的泣き声がしても迷惑にならない時間帯を選ぶ
- 時短時短を心がける
- 赤ちゃんを膝にのせて抱っこしたまま洗う
- とりあえず赤ちゃんだけ洗っちゃう
などと、臨機応変に対応しましょう。
ちなみに長くなってしまう原因のほとんどは大人自身を洗う時間にあると思うので...
時短としては
- 髪を短めにする
- 化粧は必要なときしかしない
などが個人的にはオススメです。
③無理はしないでほどほどにやる
毎日お風呂に入れてあげなきゃ〜!と一生懸命になりすぎていませんか?
赤ちゃんがご機嫌ななめのとき、大人が疲れちゃったときは無理にお風呂に入らなくてもいいと思います。
もちろん清潔にすることは大切です。
でも大人が疲れているところを無理に入って倒れてしまっては、元も子もありません。
また赤ちゃんがご機嫌ななめのときは様子を見て時間を改めてもいいし、遅くなってしまうようなら翌日でもいいと思います。
お風呂に入れなかったときは、濡れタオルで体をふいてあげるなどするといいですよ。
さっぱりしますし、”あせも”にもなりにくいと思います。
またパパがお休みの日などは遠慮しないで手伝ってもらいましょうね。
パパと赤ちゃんでお風呂に入るのもいいですよね♪
できるだけ最初の頃から、パパとも一緒にお風呂に入ることをオススメします。
- 小さいうちは心配...
- 怖くてムリ...
なんて言って、パパとのお風呂を先のばしにしていると、『いざ入れよう』と思ったときにかなりの確率で泣かれます。
ちなみに我が家の娘達(特に長女)...
パパとのお風呂の経験が少なすぎて、パパのことは大好きだけどお風呂だけは全力で拒否します。
長女はもう5歳なので、このままパパとのお風呂は卒業かもしれません...
おわりに
いかがでしたか?
アパートなどの小さめのお風呂で、便利グッズのバスチェアが洗い場に置けなくても、一人で赤ちゃんをお風呂に入れる方法をお話しました。
洗い場にバスチェアが置けない時は、浴槽をフルに活用すればいんですね♪
当時は気づかなかったのですが、もしかしたら浴槽にApricaのバスチェアも置けたのかしら...とふと思いました。
もし置けるのであれば、このバスチェアは座ってしまえば赤ちゃんが自分で立ち上がって降りてしまうことはないので、活発に動くようになってもずっと使えます。
気になる方は検討してみてください。
赤ちゃんとのお風呂の入り方を詳しくご紹介しましたが、慣れないと難しかったり、赤ちゃんのご機嫌によっては実践できないこともあるかと思います。
そんなときは決して無理はしないでくださいね。
お風呂は1つ間違えれば、危険な事故につながることもあるので、実践するときは十分にお気をつけてください。
赤ちゃんからは目を離さず、安全第一を心がけてくださいね。
慌てず、ゆっくりとした気持ちで試していただけたら、と思います。
私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。