元保育士で3児のママ、ゆかりです。
みかんがおいしい季節になりましたね。
子どもの頃は"こたつでみかん"が最高に幸せでした。
今はこたつがないので、ここ最近は"こたつみかん"が味わえていません...(ちょっと残念)
私はもちろんのこと、旦那さんも娘達もみかんが大好きなので、我が家はみかんの消費量がすごいです。
毎週の買い物の度にみかんを購入し(しかも袋で2〜3袋くらい)毎日食べているんですよね。(ちなみに箱で買ってもすぐなくなります...)
そんなみかん。
子どもにとっていいことづくしなのはご存知ですか?
お手軽に食べられるみかんを、ぜひ積極的に食べていただきたい!!
どうしていいことづくしなの?
私が考えるみかんのメリットは2つです。
- 風邪予防になる(らしい)
- 子どもの発達を促す
順番にお話していきますね。
①風邪予防になる(らしい)
よく言われていますよね。
先日、長女が幼稚園からもらってきた冊子にもたまたまみかんのことが載っていて、やはり同じようなことが書かれていました。
また数日前にもテレビでみかんの特集がやっていて、みかん農家の方の長寿の秘訣などが紹介されていました。
みかんを食べる習慣は健康にもいいようです。
②子どもの発達を促す
私は元保育士なのでこちらの方を詳しく話していきたいと思います。
"指先を使ったあそびは脳を刺激して発達にいい"
と言われていますよね。
さらに指先は使えば使うほど、発達して器用になっていくんです。
指先が発達していくと1人でできることも増えて、自立につながっていきます。
ぜひ、積極的に指先を使っていきたいですよね。
ボタンやひも通しなど、指先を使ったあそびはたくさんあります。
子どもの年齢、発達に合わせて無理なく楽しめるように保育園でも手作りおもちゃなどを取り入れていました。
既製品のおもちゃにも、楽しそうなものがたくさんありますよね。
生活の中でみかんをおいしく食べることが指先などの発達にもいいだなんて、スゴいと思いませんか???
さらに子どもがみかん好きなら、食べたい気持ちが"自分でやってみよう"となるはず...
嫌がることなく、指先も器用になっていきますよ♪
みかんの皮むきに挑戦してみよう
とはいえ、やはり突然上手にむけるわけではありません。
きちんと段階を踏んで、少しずつできるようになってきます。
皮むきチャレンジのスタートの目安としては1歳半くらいで、みかんを房ごと食べられるようになったらです。
最初から難しすぎてしまうとどうしても苦手意識を持ってしまったり、みかんを食べること自体嫌がってしまったりするので注意が必要です。
年齢や発達に合わせて、無理なくみかんの皮むきをやってみましょうね。
以下のような順序(3ステップ)でチャレンジするといいですよ〜
- STEP① まずは房から1つずつ離してみよう
- STEP② 4/1、2/1サイズからチャレンジ
- STEP③ みかん1個にチャレンジ
STEPごとのチャレンジのコツ
3ステップでのチャレンジ方法や段階を踏んでチャレンジする理由など具体的にお話していきますね。
STEP① まずは房から離してみよう
みかんが房ごと食べられるようになったら、まずは房を自分で1つずつ離してみましょう。
皮むきよりは簡単にできます。
"簡単すぎる"と思うかもしれませんが、力加減など大人が思っている以上にコツがいります。
両手の親指を上手に使ってやらなければなりませんよね。
(=指先をしっかり使う=脳にいい刺激+指先が器用になる)
それに、無理なくできるくらいの方が、最初のチャレンジとしてはいいんです♪
やってみた
→できた
→次もやってみる
というモチベーションになります。
子どもがどうやってやるのか、理解できていないようなら、目の前で見本を見せてあげたり、最初は一緒にやってあげると目や体で覚えていきます。
こちらも最初からまるごと1個は難しいと思うので、まずは大人が半分や4/1個わけてあげてるとやりやすいです。(とはいってもコツをつかめばすぐできるでしょう)
STEP② 4/1、2/1サイズからチャレンジ
つるんとしたみかんの皮をむくことは、子どもにとっては難しいものです。
特に力加減が難しく、最初のひとむきをしようとしてぶぢゅっとつぶしてしまうことも多い...
そして「できなーい」とやる気をなくしてしまったり、みかんの汁が飛んでべちゃべちゃになってしまったりします。
マイナスなイメージが強くなってしまうと、なかなか"次もやってみよう"と思えなくなってしまうんですよね。
変に力を入れる必要がないので、つぶれにくくなり、"できた"という達成感も味わうことができます。
房とは違ってみかんの皮むきは親指以外の指も使います。
たくさん指を使うことは脳にいい刺激+指先が器用になりますね。
ちなみに保育園では0歳児クラスの後半頃(1歳代後半〜)から、4/1サイズを自分でむけるようにと皮つきで出してもらっていました。
目の前でむいてみせる
→少しずつ自分でむいてみようとする
→1人でむけるようになる
という感じで自然とできるようになっていましたよ〜
1、2歳児クラスでも同じように皮つきのみかんをおやつに出してもらっていて、1歳児クラス以降は普通に自分達でむいて食べていましたね。
大きさは4/1→2/1と必要な栄養量によって変わっていましたので、年齢が大きくなるにつれみかんの量も多くなっていましたが、小さい頃からの習慣でどの子も普通にむいていました。
逆に途中入園の子などは経験がないため、最初はむけなかったりします。
年齢が大きければ、このSTEP②も少しの期間でSTEP③に移行できると思いますので、お子さんの発達に合わせて移行してみてくださいね。
STEP③ みかん1個にチャレンジ
STEP②で上手にむけるようになったら、丸ごと1個をむいてみましょう。
やはり難しいのが最初のひとむき。
これが、クリアできれば後は問題なくできます。
チャレンジして間もない頃は、力加減が難しくて少し失敗してしまうこともあるかもしれませんが、すぐにできるようになるはずです。
この時、決して、否定的なことを言わないようにしてください。
今までの経験(積み上げてきた自信)が、その一言で崩れてしまいます。
だいたい3歳前後くらいには上手にむけるようになってきます。
2歳7か月の次女きーちゃん。最近、上手にむけるようになってきました!
きーちゃんいわく、「みかんむくのたのしーい」だそうですw
大人のようにきれいにはむけないことが多く、むいた皮も細かくなりがちなので、近くにごみ箱などを用意しておくといいでしょう。
またティッシュなどを敷いて、「ここに皮を置いてね」など、むいた皮の居場所を作ってあげてもいいと思います。
みかんが大きくて1個は食べ過ぎかしら?と悩むような時は、とりあえず1個むいてもらってから親子でなかよく半分こして食べるといいですよ。
その時に「むいてくれてありがとう」と伝えると子どもはさらに喜ぶことでしょう♪
お手軽みかんはママの味方
みかんは包丁などを使わずに手で皮をむいてすぐに食べられるので、忙しい朝などにぴったりです。
朝食のデザートにしてもよし。
お弁当のデザートも容器にそのまま入れればOKと本当にお手軽なので、ありがたいですよね。
うちの娘はくだものが大好きなので、お弁当には必ずくだものを持っていくのですが、いちごやぶどう、みかんにはお世話になっています(笑)
また平日の朝食などは、どうしても食べやすいおにぎりやパンなどが多いので、手軽に食べられるみかんがあると助かります。
(栄養バランスがよくなった気がする...)
お手軽に食べられておいしいみかんは、ママにとっても子どもにとってもいいことづくし。
もちろん、食べ過ぎには注意が必要ですので、(糖分の摂りすぎやお腹がゆるくなることもあります...)上手に取り入れてくださいね。