元保育士で3児ママのゆかりです♪
【節分といえば、恵方巻き】というほど、いまではすっかり行事食として有名になった恵方巻き。
その恵方巻きが、お子さんと一緒に、簡単に手作りできるのでご紹介します♪
手作り恵方巻きのいいところは、なんと言っても【好きな具材で作れる】こと!
お子さんの好きな具材だけで作れるので、
- 苦手な具材を取り除く必要なし!
- 兄弟で食の好みが違っても、お子さん一人ひとりの好みに対応できる!
- パパ&ママも【ご自身が好きな具材の恵方巻】が作れる(選べる)!
家族みんなで、おいしく食べられます♪
また、お子さんがより楽しく、より興味を持って恵方巻き作りができるといいな〜(^^)という思いから...
- 恵方巻きの由来や
- オススメの絵本
なども一緒に、ご紹介したいと思います。
恵方巻きについては、【私が実際に、保育園で園児に話していた内容】なので、とても簡単な説明になります。
ご了承くださいm(_ _)m
*由来などをご存知の方、"作り方だけ知りたい"という方は目次から作り方のところにスキップしてくださいね。
恵方巻きとは
節分=恵方巻きと言われるくらい、節分の定番となった恵方巻き。
恵方巻きは【恵方を向いて食べるといいとされている、太巻き寿司】のことです。
恵方とは
- その年の、年神様のいる方角のことで
- 毎年、変わります
その年の中で、特に縁起のいい方角とされているようです。
*年神様とは、お正月(元旦)にお家にお迎えする神様のことです。
2024年の恵方は東北東です!
意外と正確な方角がわからないことが多いと思いますので、コンパスなどで確認するといいと思います。
最近ではバラエティーに富んでいて、お店でもいろいろな種類の恵方巻きが売っています。
何を食べようか選ぶのも、楽しみの1つですね。
恵方巻きには、食べ方にもちょった変わったルールがあるので...
節分という行事を、お子さんと一緒に楽しむにはもってこいの行事食です。
恵方巻きの食べ方
先程もお話しましたが、恵方巻きを食べるときは【その年の恵方】を向きます。
繰り返しになりますが、2024年の恵方は東北東です!
恵方巻きの食べ方は...
恵方を向いたら、
- 願い事を心の中で考えながら、
- 一言もしゃべらず、
- 口を離さず
- 1本食べきります。
恵方巻は、【切らずにそのまま1本食べる】のが、一般的な食べ方です。
ただ、小さいお子さんの場合は、食べやすいように切ってあげてもいいと思います。
安全においしく食べることが大事です。
働いていた保育園では
- 恵方巻きを食べるルールや
- 簡単な意味合いなど
を子どもたちに話していたのですが...
3歳を過ぎてくるとしっかりと理解して、ルール通りに食べようとする姿が見られます。(それでも堪えきれずにお話ししちゃったり、雰囲気に慣れず笑っちゃったりする子も多いのですが。)
年中、年長クラスにもなるとその姿は真剣で、誰一人言葉を発することなく、目を瞑りもくもくと食べています。
行事の力って本当にすごいし、一生懸命な子どもの姿って本当に可愛いですよね♪
恵方巻きの具
恵方巻きの具は、【七福神にちなんで、7種類の具を入れるといい】と言われているそうです。
具材は特に決まりはないようです。
一般的には【縁起が良いとされている食材】が選ばれることが多いです。
絵本に”おばあちゃんのえほうまき”というものがあり、保育士時代は節分が近くなると、クラスの子どもたちに読んでいました。
こちらの絵本は
- 豆まきについて
- 恵方巻の具材の意味
なども書かれているので、おすすめです。
絵本に書かれている具材は、以下の7種類です。
- でんぶ
- ほうれん草
- にんじん
- しいたけ
- かんぴょう
- うなぎ
- 玉子焼き
おせちの具のようにそれぞれに意味があり、絵本ではおばあちゃんが詳しく教えてくれます。
ぜひ、読んでみてくださいね♪
恵方巻きの具材は【七福神にちなんで、7つの具材が一般的】とご紹介しましたが、【具材は7種類にこだわらなくてもいい】と個人的には思います。
7種類の具材の恵方巻きは、子どもにとっては少し太くて食べにくかったりします。
実際にお子さんと恵方巻きを作るときは、お好きな具材&具材の数で作ってください。
お子さんの年齢にもよりますが、3~5種類が程よいかな、と思います。
もちろん、2種類でもいいですし、1種類でもいいです。
繰り返しになりますが、楽しくおいしく食べることが大事なので、お子さんに合った具材を選んであげてくださいね♪
参考として...
働いていた保育園で使っていた具材は、こちらの5種類でした♪
- でんぶ
- きゅうり
- しいたけ
- カニカマ
- 玉子焼き
恵方巻きの作り方
それでは、【実際に保育園のクッキングで作っていた、恵方巻きの作り方】をご紹介します。
具材はお好みでご用意ください。
お子さんがおいしく食べられることが大事です♪
作る前に...
まずは準備をしましょう。
用意するものは、以下の通りです。
<材料>
- お好みの具
- 海苔
- ご飯(お好みで酢飯にしてください)
<使うもの>
- ラップ
- 小分けのお皿(具材用)
- ボール(ご飯用)
- しゃもじまたはスプーン
〈下準備〉
具材は、それぞれ調理しておく。
例)
- 玉子焼き→焼いて冷ましてから、切る
- きゅうり→縦に長く切る
- しいたけ→甘辛く煮る
我が家は、カニカマ・卵焼き・きゅうり
細長く切ってくださいね。
それぞれをお皿などに並べて、お子さんが取りやすいようにしてください♪
- 海苔→ちょうどいい大きさに切っておく
(海苔の大きさ〈長さ〉が恵方巻きの大きさ〈長さ〉になるのでご注意ください。) - ご飯→ボールに入れておく
お子さんは巻くだけなので、しっかり下準備をお願いします。
恵方巻きの作り方
①ラップを切って、(子どもの)目の前に置く。
必要に応じて、大人がやりましょう。
ラップは意外と難しいです。
②海苔をラップの上にのせる。
③ご飯を薄く(平らに)して、海苔の上にのせる。
難しい場合は、大人がやってあげてください。
しゃもじ、スプーン使いやすい方を使ってください。
④具材を手前の方から並べて、のせていく。
⑤ラップと一緒に、海苔を巻いていく。
最初の巻き始めだけ少し難しいので、必要に応じて手伝ってあげてください。
最初に巻くことができれば、その後は簡単に巻けます。
⑥ラップの上から、のり巻きをぎゅっと握って、海苔と馴染ませる。
必要なら、大人が仕上げをしてください。
⑦できあがり。
上の画像は、全型の海苔1枚で作っています。
お子さんが食べるには、ちょっと大きめかもしれません。
海苔を半分にすると、下の画像の大きさです。
わかりにくいと思いますので...比べてみるとこんな感じになります。
海苔はちょうどよい大きさに、お好みで切ってみてくださいね。
あまりきれいではないですが、断面はこうなります。
小さい子どもが巻きやすく、彩りもいい具材は、
- きゅうり
- 玉子焼き
- カニカマ
です。
ウインナーでもOKです。
先程も少しお話しましたが...
具材の数は、お子さんの年齢や好みによって、お好きに変えてくださいね。
2歳児前後なら...一種類でも十分です。
“ただ普通の、のり巻きじゃん”と思われるかもしれません。
でも、それは違います。
節分の日に恵方を向いて食べるのだから、立派な恵方巻きです。
気持ちの問題です(笑)
海苔は喉にひっかかりやすいので、食べる際は十分お気をつけくださいね。
最後に
お子さんと一緒に、簡単に作れる恵方巻きをご紹介しました。
手作りのいいところは、自分のお好みの具材で作れるところです。
自分好みの、お子さん好みの恵方巻きを、ぜひ作ってみてくださいね。
我が家の娘たちは海苔が大好きすぎて...
食べるときはいつも海苔とご飯をそのまま味わいたい派なので、具なしのり巻きになりがちです(笑)
でも、それも可能なのが【手作り恵方巻きのいいところ】だと思っています♪
やっぱり好きなものを、おいしく食べたいですからね!
お子さんもですが、パパママもお好みの恵方巻が食べられます!
(作るもよし、もちろん購入するもよしです♪)
お手軽に作れる簡単恵方巻き。
ぜひ、節分に、親子で楽しく作ってみてください!
少しでも参考になれば、嬉しいです。