元保育士で3児のママ、ゆかりです!
2月3日は節分ですね。
子どもにとってはドキドキ(ちょっと怖い?)しちゃうイベントの1つですが…
0、1、2歳くらいの小さなお子さんにとっては、まだ参加しづらかったりしませんか?
節分とは言えばやっぱりメインは鬼と豆まき。
子どもが小さいと鬼は怖がっちゃうし、豆はまだ食べられないし…
と、楽しむにもハードルが高いですよね。
そんなときは、大人が主体になって雰囲気を味わうでもいいと思います。
鬼が怖くて泣いてしまうのも、小さい時期だからこその思い出になりますよね。
とは、言っても…
- 泣かせてしまうのは何だか可哀想で
- 小さい子なりに節分気分を味わえないかな?
という方もいると思います。
実際に保育園では、0、1、2歳児クラスでは節分という行事をあそびに取り入れ、無理なく行事に参加できるような工夫をしているんですよ♪
絵本を読んで鬼に触れてみよう♪
鬼を題材にした絵本がありますよね。
鬼=怖いものと思いがちですが、可愛い鬼のお話も実はあります。
可愛い鬼のお話なら小さい子も楽しんで見ることができますよ〜
鬼に興味を持つチャンスですね。
オススメの絵本
私がオススメしたい絵本は次の4冊です♪
*うち3冊はシリーズものです。
★おにの子あかたろうシリーズ
作 きたやま ようこ / 偕成社

赤鬼のあかたろうくんのお話です。
鬼のシンボルであるつのに困ったり、お友達のおにの子たちとの色の違いを不思議に思ったり…
とってもほのぼのした、可愛いお話です。
〈おにの子あかたろうのほん〉
・あかたろうの1・2・3の3・4・5
・へえー すごいんだね
・つのはなんにもならないか
とっても可愛い鬼たちなので、<鬼=怖い>のイメージはなくなると思います♪
★ももたろう
こちらは可愛い鬼ではありませんが、鬼退治=豆まきを連想させやすいです。
節分当日は<ももたろうのハチマキをつけて、鬼退治(豆まき)をする>のも楽しいですよ〜
ただ、出てくる鬼は普通の鬼(怖いイメージの鬼)なので、できるだけやわらかい印象の絵が描かれているものを選ぶといいと思います。
絵本の世界観を楽しもう
絵本を読んだあとは、絵本の世界観を思いっきり楽しんでください♪
- あかたろうくんのお話では、あかたろうくん達になりきって冒険ごっこがオススメです!
- ももたろうでは、ももたろうになりきって鬼退治をしましょう!
可愛い鬼のお面を作って、鬼になりきってあそぶことで、怖いイメージ<楽しいイメージとなります。
また、鬼のお面や的を作って、新聞紙などで作った豆を投げてあそんでも楽しいです。
鬼のお面をつくろう(なりきりあそびをしよう)♪
絵本を読んで鬼に興味を持ったら…
絵本のあかたろうくんのような<可愛い鬼のお面>を作ってみましょう。
喜んでおにの子になりきると思います。
かわいい鬼のお面を作ってみよう
それでは、かわいい鬼のお面の作り方をご紹介します。
とっても簡単につくれますよ〜
<用意するもの>
- 画用紙① 鬼の色(好きな色)
- 画用紙② 髪の毛の色(黒や茶色など)
- 画用紙③ つの用(黄色など)
- 画用紙④ 目の色(黒など)
- 画用紙⑤ 口の色(赤やオレンジなど)
- はさみ
- のり(スティックのりがオススメ)
かわいい鬼のお面の作り方
作り方は以下の通りです♪
①〜④までは下準備です。
⑤〜が子どもが作る手順になります。
①色画用紙に顔の形を描く

②画用紙をハサミで切る
③髪の毛色の画用紙を細長く切る

④顔の大きさに合わせて目などのパーツ、つのを作る。

ここまでが準備になります。
ここからは先は子どもが作る手順です。
⑤髪の毛を貼る。(隙間が開いていても可愛い)
*ちなみに下に敷いている白い紙は、のりがテーブルにつかないためのものです。

⑥顔パーツを貼りつけていく。

⑦最後につのをつける。

頭の大きさに合わせて画用紙と輪ゴムで帯を作り、ホチキス等でつければ、可愛いお面の出来上がりです。
ホチキスは芯の部分が危ないので、頭に触れる面が芯の平らな方になるようにして、さらにセロテープなどを上から貼って保護してくださいね。
心配な場合は、すぐに取れてしまいますが両面テープなどでつけてもいいと思います。
遊ばないときはお部屋に飾っておいても可愛いです。

豆まきごっこを楽しもう♪
節分といえば、やっぱり豆まき。
大きな豆を作ろう
新聞紙やガムテープなどを丸めて豆を作って投げて遊んでみませんか?!

実際に「豆まきをしよう!」といっても、どんなことをするのか、子どもにとってはわからなかったりします。
豆まきごっこをする
↓
実際に経験する
↓
豆まきがどんなものかわかるようになる
ということです。
そして節分の当日も、ぜひ手作りの大きな豆で豆まきをしてください。
食べちゃダメ!!と声をかけるのもかけられるのも意外とストレスがかかるもの。
だったらお互いストレスフリーの大きな豆で豆まきをしましょう。
手作りの大きな豆も、口に入れるとガムテープなどを噛みちぎってしまうこともあるので、ご注意ください。
しっかりと見守ってあげてくださいね。
大きな豆を入れる<豆入れ>を用意しよう
大きな豆が入る、豆入れも用意してみましょう♪
豆入れはご自宅にある入れ物を使っても、廃材などで作ってもどちらでもいいです♪
小さなバケツは取っ手もついているので、小さい子には使いやすいですよ〜
簡単!廃材を使った豆入れの作り方→準備中です。
大きな豆を使っていっぱいあそぼう♪
大きな豆と、豆入れが用意できたら、たくさん使ってあそびましょう♪
大人が鬼になって豆まきをしてもいいし、的にむかって投げてもいいです。
また、最初のほうでお話した、<ももたろうごっこ>も楽しめますね。
節分の日だけでなく、1月中旬頃から何気なく遊びに取り入れて、投げてみてください。
小さい子にとっては行事前から慣れ親しむことが、当日楽しく過ごすためのポイントとなります。
ゲームにして遊んでも楽しいです♪
鬼を作って盛り上がろう♪
豆まきごっこや当日の豆まきで、大人がお面などをつけて鬼に変身しても、もちろん構いません。
ただその場に大人が1人しかいないと、必然的にその大人が鬼になるため、子どもは鬼と2人きりになりますよね。
鬼がママやパパなどの身近な大人とはいえ、不安になる子もいると思います。
大がかりに作る必要はありません。
- (何度かお話していますが)お面を壁などに貼ったり吊るしたりして、それを的にしてもいいです。
- 紙に描いた鬼の絵を(こちらはできれば全身を描いてくださいね。)空き箱や段ボールに貼ってもいいです。
- ペットボトルや牛乳パックを使って作ってもいいですね。
大きくなくてもいいんです。
リアル過ぎなくてもいいんです。
「鬼さんがいるよ〜」
その一言で子どもにとっては鬼に見えることでしょう。
大人も一緒に創造力を膨らませることが大切です。
慣れてきたら…
例えば、箱などを動かしたり、「助けて〜」などと言って持って逃げてみてください。
年の数だけ豆を食べる風習はどうする?
豆まきをしたら豆を年の数+1つ食べるのが風習としてありますよね。
0歳はもちろんのこと、1、2歳も小さな豆を食べるのは、誤飲や窒息の可能性があり危険です。
そんな時、保育園で食べていたのが卵ボーロでした。
色も形も何となく似てますからね。
折り紙で折ったおさんぼうの中にお弁当用のおかずカップを敷いてボーロを入れれば、気分は節分の豆です。
いつも食べるボーロとは違い、特別感を味わえるでしょう。
上に兄姉がいると同じものを欲しがっていかにも赤ちゃん用のものを食べなかったりすることがありませんか?
我が家の次女もそうで、最近ではごまかしがきかなくなってきました。
ねーねと同じものが欲しいのですね。
おさんぼうに入っていれば、中身は見えにくいし大丈夫かなと思っています。
ちなみに保育園の子達はそばで大きい子が豆を食べていましたが、気にせず自分のボーロを食べていました。(中身の違いに気づいていない可能性あり)
もしそれでもバレてしまったら…(笑)
上の子もその時はボーロにして、後でこっそり豆をあげようと思います。
<*追記>
次女にはバレず!!でしたが、まさかの長女が卵ボーロを欲しがり…
一緒に卵ボーロを食べました(笑)
最後に
いかがでしたか?
<0、1、2歳児の節分の楽しみ方>を、実際に保育園で実践してきたことや、我が子の様子などを元にお話しました。
- 楽しくが基本!
- あそびながら節分の雰囲気を味わおう!
この2点が大事だと思います。
小さい子も小さいなりに行事に触れ、経験することで、刺激を受けたくさん学んでいきます。
行事に興味を持つことが小さい子どもにとって1番だと思いますので、そのきっかけ作りになれば嬉しく思います。
ぜひ、親子で楽しんでみてくださいね。
節分当日は、元気いっぱい豆まきができますように…