保育園や幼稚園に入園すると、靴にも記名が必要です。
園の方から「わかりやすく、はっきりと」と言われる名前。
でも保護者としては"直接靴に名前を書きたくない!!"というのが本音だったりしませんか?
私もできれば、〈靴には直接名前を書きたくない〉と思っていて、それはもう、いろいろ試しました。
どうにもならなくて、泣く泣く名前を直接書いたこともありますが(;_;)...
今では便利なアイテムに出会い、直接名前を書かずに済んでいます。
この記事では、そんな便利な〈靴の記名アイテム〉の中から〈つけ外しが簡単にできる優れもの〉をご紹介します。
当時の私のように、<靴の記名方法に悩んでいる方>もいらっしゃると思います。
情報共有のためにも、ご紹介していきますね。
〈名前のつけ外しが簡単にできる、優れものアイテム〉。
それは、ネームリボン(お名前リボン)です。
ネームリボンは取り外しが簡単にできるので、
- つけたいときにパッとつけて
- 外したいときにパッと外せます!
名前を見られたくないときなどに、簡単に取れちゃうんです。
ネームリボンで靴に名前をつけよう
私が実践している、”園児さんにぴったりの靴の記名方法”の1つ。
ネームリボンを使った方法をご紹介します。
ネームリボン↓↓

画像のネームリボンは、<手芸用品店のクラフトハート トーカイ>で購入しましたが、同じようなネームリボンは100均にも売っています♪
(注)100均のネームリボンは、少し長めです。
オンラインショップでも、購入できます♪
ネームリボンのいいところ
私が〈ネームリボンをおすすめしたい理由〉は以下の通りです。
- 取り外しができる
- 自分のものだとはっきりわかる
順にお話していきますね。
①取り外しができる
最初の方で少しお話しましたが、ネームリボンは簡単に取り外しができます。
【簡単に取り外しができる→名前をつける必要のないときには外せる】ということになりますね。
実際に我が家も、幼稚園以外の外出のときには、ネームリボンを外しています。
また、取り外せるということは他にもメリットがあって...
- ネームリボンが汚れたら、取り外してお洗濯もできる
- 他の靴に付け替えも簡単!
なんです♪
我が家も、定期的に洗っています。
雨の日には長靴に付け替えて使用できますし、靴を新しくしたときなども面倒な名前つけをしなくていいんです♪
一つ用意しておけば、靴を変えたときにも【すぐに対応】できます。
サイズアップしたときも繰り返し使えます!
個人的な話になるのですが...
私、普段はAmazonのタイムセールなどで子ども達の靴を買うことが多く、早いうちからワンサイズ大きい靴を買って待機させているんです。
ある朝、『靴が少しキツイかも』...と当時4歳の次女に急に言われたのですが、『わかった〜』と新しい靴を出し、タグなどを外して、ネームリボンを付け替えました。
ネームリボンを付け替えるのは1分もかからないので、忙しい朝でも対応できます!(もっと早く教えて...というのが本音ですがw)
次女も新しい靴を履いて、ルンルンで登園していきました♪
↑極端な例ですが...これだけ簡単に名前がつけられます!
〈いつも履いてる靴を汚してしまって、急遽、他の靴を履いていく〉といったときにも、便利です。
②自分のものだとはっきりわかる
靴によっては、名前を書いても見えにくいこともありますよね。
ネームリボンを使えば”靴と一体化しない”ので、誰のものかすぐにわかります。
園側が名前を「わかりやすくはっきりと」という理由は、"誰のものなのか、すぐに知りたい"から。
誰が見てもすぐにわかるので、靴がお友達と入れ代わってしまう心配も少ないと思います。
ネームリボンのデメリット
残念ながら、デメリットもあります。
ネームリボンのデメリットは以下の通りです。
- 靴によっては、つけられない
- 靴によっては、つけ外しが大変
- 使い方によっては、ネームリボンが外れてしまうことも...
こちらも順にお話していきます。
①靴によっては、つけられない
ネームリボンは
- 靴の”かかと部分にあるストラップ(輪っか)”
- 靴のマジックテープ部分
- 飾りひも部分
に、つけることができます。
〈かかとストラップにつけたとき〉

マジックテープ部分、飾りひも部分には、このようにしてネームリボンがつけられます!
〈マジックテープ部分につけたとき〉
↑ニューバランス
〈飾りひも部分につけたとき〉
↑シュンソク
ネームリボンが少し邪魔そうにみえますが、娘たちは気にせず靴をはいています。
どうやら、”かかとストラップ”につけるよりも外れにくいようです。
我が家では、たくさん遊ぶ幼稚園専用の靴(園庭用)には、”マジックテープ部分”や”飾りひも部分”にネームリボンをつけています。
ネームリボンは、
- かかとストラップ
- マジックテープ
- 飾りひも
などがない靴には、残念ながらつけられません。
つける部分がなければ、当たり前ですが使えないのです...。
〈かかとストラップつきの長靴は、こんな感じです♪〉
長靴にネームリボンをつけるなら、〈かかとストラップがあるか〉を確認してみてくださいね。
②靴によっては、つけ外しが少し大変
”ネームリボンのボタン部分の大きさ”と”ストラップの輪っかの大きさ”が同じくらいだと、輪っかにリボンを通すのが少し大変です。
特に長靴は、輪っかがついていても、通しにくかったりします。
出掛ける直前だと焦ってより通しづらいので、時間に余裕をもってつけることを心よりおすすめします。
さらにコツもあるようで、慣れないパパは苦戦していました。
何度か通す練習も、場合によっては必要かもしれません...。
私は〈登降園のときに履く靴〉にはネームリボンをつけたいので、
- 園に履いていく運動靴
- 長靴
は、できるだけ〈かかとストラップ〉があるものを買うようにしています。
→運動靴は、マジックテープ部分や飾りひも部分があればOK♪

〈かかとストラップがない長靴〉には、タグペタラベルで名前をつけています!

長靴におすすめの記名方法→ごめんなさい、準備中です...
③使い方によっては、ネームリボンが外れてしまうことも...
ネームリボンには、以下のようなメリットがあります。
- 名前が必要のないときに外せる
- お洗濯ができる
- 雨の日は長靴に付け替えられる
- 靴がサイズアウトしても繰り返し使える
このように〈簡単につけ外しができること〉が、ネームリボンのメリットなのですが...
子どもが遊んでいる拍子に、外れてしまうこともあります。
活発に遊ぶことが予想される園専用の靴(園庭靴やお散歩靴のようなお遊び用の靴)は、つける場所などを工夫するといいです。
靴のかかとストラップにつける場合は、ネームリボンを少し短くして(縫って)あげると、より外れにくくなります。
特に100均のネームリボンは長めなので、
- 踏んづけてしまったり...
- 引っかかってしまったり...
ということが、あります。

次女の登園靴には、短くした(縫った)ネームリボンをつけています。

スナップボタン部分が劣化してくると、ボタンが外れやすくなってきます。
【お出かけ中に取れてしまって落としてしまう】なんてこともあるので、『スナップボタンがゆるくなってきたかなー?』と思ったら新しくするとよさそうです。
つけ外しやお洗濯などの頻度にもよりますが、だいたい2年くらい使うと劣化が目立ってくる感じです。
使い方や年齢などで、ネームリボンをつけるおすすめの場所などが変わってきます。
〈ネームリボンが外れてしまったときの体験談〉をまとめてみました。
よかったらご覧ください♪
ネームリボンを使った記名方法
ネームリボンを使った、ゆかり流(笑)記名方法をご紹介します。
〈用意するもの〉
- ネームリボン
- 白い布地(ゼッケンなど)
- 針と糸
- マジックペン(名前スタンプ)
ネームリボンの作り方(名前のつけ方)
靴用ネームリボンの作り方
- ネームリボンの幅、書きたい名前に合わせて白い布を切る
- 名前やマークを白い布に書く
- ネームリボンに記名した布を縫いつける
①ネームリボンの幅、書きたい名前に合わせて白い布を切る。
ゼッケンなどをちょうど良い大きさに切ります。

②名前やマークを白い布に書く。
切ったゼッケンに名前をつけます。
- マジックペン
- 名前スタンプ
などを使って記名しましょう。
名前スタンプを使うときは、布用インクなどを使って、正しい方法でスタンプしてくださいね。
③ネームリボンに名前を縫いつける。
記名したゼッケンをネームリボンに縫いつけたら、できあがりです♪
ネームリボンに直接名前を書いてもいいのですが、
- インクがにじみやすい
- 名前が見えにくい
上記の2つの理由から、あえて”白い布に名前を書いて、縫いつける方法”にしています。
★少し手間がかかりますが、このひと手間で断然名前が見やすくなりますよ。
靴につけてみよう
ネームリボンはスナップボタンになっているので、簡単につけ外しができます。
つけるとこんな感じです。

*ごめんなさい。名前部分は見えないように撮影してます。
慣れると子どもが必要に応じて、自分でつけたり外したりできます。
長靴はこんな感じ。

(注)長靴は輪っかが小さいので、子どもが自分でつけるのは難しいです...。
しっかりとボタンをとめていれば、簡単には取れないと思いますが、靴を履くときに引っ張ったりすると取れてしまうかもしれません。
ネームリボンのような付属品は、悪気なくいじってしまうお子さんも多いです...
名前が書いてある大切なものだと伝え、幼稚園などで外さないように約束するといいでしょう。
園児さんの靴やうわばきにおすすめの便利アイテム♪
ネームリボンのように簡単に取り外しはできませんが、名前シールを裏側に貼ることで、防犯対策はできそうです。
我が家も
- 次女&末っ子のうわばき
- 末っ子の靴
につけてます♪

靴にネームリボンの記名方法が向いていないのは...?
『ネームリボンを使った靴の名前つけは園児さんにおすすめ』とお話してきました。
- 目印になる
- 何回も取り外しができる
ので、〈通園(登降園)用の靴の記名〉に特におすすめです!!
園までの行き帰りと、普段の靴(お出かけ含む)が同じ場合に、とっても便利です♪
ですが、反対に〈ネームリボンをあまりおすすめしない場合〉もあります。
〈ネームリボンでの名前つけが向いていないのは...〉
- 小学生
- 2歳くらいまでのお子さんの《園で遊ぶ用の靴》
くわしくお話していきますね。
①小学生にネームリボンは向かない?
園児さんにおすすめなネームリボンですが...小学生にはあまりおすすめしません。
小学生は〈1人で行動すること〉が増えますよね。
- 学校の登下校時
- 習い事
など、1人で歩いているときなどにネームリボンをつけていると、
- 名前が目立ちすぎてしまったり
- 万が一、ネームリボンが外れてしまったときなどに、落としてしまって気づけない
なんてことも考えられます(;_;)
行動範囲の広くなる小学生には、ネームリボンは防犯的におすすめできないのです...
★小学生の靴やお子さんのうわばきには【くつデコミニ】がおすすめ!
〈実際に使ってみた感想〉などをまとめました↓↓

②2歳くらいまでのお子さんの《園で遊ぶ用の靴》にネームリボンは向かない?
2歳くらいまでのお子さんの《園で遊ぶとき専用の靴》にも、ネームリボンはあまり向かないかもしれません。
理由としては
- 他のお子さん(お友達)が気になってしまい、触ってしまう
- 本人がすわって遊んでいるときなどにネームリボンが目に入り、気になってしまう
ということが、考えられるからです。
《大事なお名前だから取らない》ということが、理解できない年齢では難しかったりします...
*2歳までのお子さんの、【登降園のみに履く靴】でしたら、ネームリボンはおすすめです。
《園のきまりで、ネームリボンがNG》というところもあるかと思います。
心配でしたら、事前にご確認ください。
靴の記名に迷った私の、過去の失敗
靴の記名方法を模索していた過去の私。
いろいろ試してみて失敗もしているので、共有できたらと思います。
失敗談① 靴本体に名前シールをつけてみた
娘が保育園に通っている頃。
当時はアシックスの靴を愛用していたのですが、靴のベロという部分に名前を書くスペースがあり、"水に濡れてもはがれにくいタイプの名前シール"を貼りました。
ラベルシールみたいなものでした。
最初はよかったんです。
しっかり貼りついていました。
でも何回か靴を洗うとはがれてしまう...
そのうち、新しい名前シールもすぐにはがれて玄関などに落っこちてしまうようになり...この方法はダメだと気づきました。
*タグ用のシールなら取れなかったかも...と今では思います。
当時はタグ用シールの存在を知りませんでした。
妥協策の転写シール
名前シールが使えないとわかり、妥協策として転写シールを使いました。
商品名はノンアイロンネームシール。
洗っても取れないのでとてもいい商品なのですが、名前はずっとついたまま...
私の理想的な記名方法ではありませんでした。
だから妥協策です。
「靴の名前がつけっぱなしでも気にならない」という場合は
- 簡単
- はがれにくい
のでおすすめです。
実際につけていたシールは名前がはっきり見えるタイプではなく、あえてキャラクターが全面に出ているものを選び、名前を目立たなくして使っていました。
担任の先生からしたら、名前が見えづらくてちょっと迷惑だったかもしれません。
失敗談② 中敷きに名前シールをつけてみた
靴の記名方法として〈中敷きに書く方法〉をネットで見つけたので、「それならば!」と中敷きに名前シールを貼ってみました。
中敷きがざらざらしているのか、擦れやすいからなのかはわかりませんが、気づいたらシールが靴下に付いていることも...。
靴は
- お弁当箱などと違って、ゴシゴシ洗う
- 脱ぎ履きなどを繰り返すときに、足で擦ってしまう
ということから、中敷きに〈普通の名前シール〉はどうしても取れやすいようですね。
実践しないと気づかなかったです。
中敷きにも直接名前を書くことには抵抗があって、書きませんでした。
100均などで中敷きを買ってきて名前を書こうかなとも思ったのですが、旦那さんの「中敷きは変えない方がいいんじゃない?」の一言でやめました...
そしてたどり着いたのが、ネームリボンです!!
失敗があって今があるので、今となってはいい経験です。
〈中敷き専用のシールもあります♪〉
シールには名前を入れられるので、記名代わりにもなりますね。
★〈名前なし、絵柄のみのもの〉を〈末っ子(当時3歳)のうわばき〉につけました。


名入れができるタイプのものは、↑シールの〈ひだり〉〈みぎ〉のところが名前になるようです!
さいごに
ネームリボンを使った靴の記名方法をご紹介しました。
そして、実際の活用方法や過去の失敗談なども一緒にお話させていただきました。
- ネームリボンを使えば、名前を直接靴に書かなくても、誰が見てもはっきりと誰のものかわかります。
- 取り外しができるから、園以外の子どもの名前を知られたくないところにも同じ靴を履いていけます。
ネームリボンは、特に〈登降園(行き帰り)に履く靴〉につけるのがおすすめです。
つけ外しが簡単なので、急なサイズアップにも対応できます。
ネームリボンは園側、保護者側の希望がどちらも満たされる方法です。
ぜひお試しください。
ただし、中にはリボンがつけられない靴もあるので、ご注意くださいね。
- かかとにストラップがある靴
- マジックテープタイプの靴
なら大丈夫です。
園によっては細かく記名方法の指定があって、この方法を使えないこともあるかもしれません。その場合はご了承ください...。
- うわばき
- 外履き
- 園専用
- 登降園用(お出かけ共用)
- 長靴
など...〈用途ごと・種類ごと〉に名前のつけ方を変えるのも1つの方法なので、ご自分のお子さんの靴に合った名前のつけ方を探してみてくださいね。
上手に使い分けると、それぞれのデメリットも意外と気にならなくなりますよ。
少しでも参考になれば嬉しいです。
〈我が家の子ども達の靴の記名方法まとめ〉
★次女の靴には【ネームリボン】を使っています。
★次女の上履き、3歳の末っ子の靴&上履きには【くつのしっぽ】を使っています↓↓
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★小学生の長女には【くつデコミニ】を使っています↓↓
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★長靴にはタグ用シールを使っています。(子どもが気に入った長靴のかかと部分にはストラップがついていませんでした...)