元保育士で3児のママ、ゆかりです。
チョコ作りに欠かせない湯せん。
お湯を使うので、幼児さんが1人でやるのは少し心配ですよね...
一歩間違えれば、火傷をしてしまう湯せん。
危なくないように、ずっと手を添えて一緒にやるのが1番安全だけど...
- 幼児でも、湯せんってできるのかな?
- できるだけ、危なくないようにやる方法はないかな?
など、"子どもにぴったりの湯せん方法があれば"と思う方もいるのではないでしょうか?
我が家も
- 次女3歳のはじめてのバレンタインチョコ作り!
- 長女6歳と次女が一緒に(同時に)チョコを作る!
という状況になりまして。
3歳の次女は、側でずっと付いていないとやけどが本当に心配...
6歳の長女も、全部1人でやるのは心配...
↓
幼児2人と一緒(同時)にチョコを作りたいときは、どうしたらいいんだろう?
と思っていたのです。
でもね。
"IKEAの容器"と"容器がぴったり入るボール"を使ったら、
子ども2人(年長&3歳)が同時に湯せんをしても、母1人で対応できました!
もちろん、お湯が入ったボールを倒したら危ないので、目は離せません。
近くで時々手伝いながら、声をかけながら、見守っていました。
でも、"1人にずっと付きっきり"じゃなくていいので、どちらかを待たせることなく、一緒にチョコ作りができました!
なんと、同時進行で作れたんですよ〜
そんな母1人、娘2人(年長&3歳)でのチョコ作りには欠かせない、お子さんにぴったりの湯せんの方法をご紹介しますね。
『うちの子はまだ小さいし、ほぼ一人でなんて難しいだろうから、あまり関係ないかな…』
という方も、ぜひ見ていってください!
【幼児さんでも、やりやすい湯せん方法】なので、お手伝いをしてあげれば、きっと楽しくできると思いますよー!
幼児さんにぴったりの湯せん方法
それでは、【子どもがほぼ1人でできる、チョコレートの湯せんのやり方】をお話していきますね!
準備をしよう!
まずは“準備するもの”からお話します。
今回、幼児さんでも安全に湯せんができるように、絶対に用意してほしいものがあります。
それは、
チョコレートを入れる器と、その器にぴったり合ったボールです。
*チョコレートを入れる器と、その器にぴったり合ったボールは、どちらも耐熱性のものをご用意ください!
我が家にあるボールにぴったりの、ちょうどいい大きさでした。
*IKEAの器じゃなくても、お家にあるボールのサイズにあった器(プラスチックのもの)なら何でも大丈夫です!
ボールに器を入れたときに、ズレることなくぴったり入る大きさ
これが大事です。
ぴったりとは、こんな感じです。
↓↓
ちなみに、使ったボールの大きさ(容量)ですが
- 650ml(小さいもの)
- 1.3l(深めのもの)
と2種類のボールを、我が家では使っています。
こちらは650mlのボール
↓↓
こちらは1.3lのボール
↓↓
*ただし、スプーンで混ぜるときに、器はスプーンの動きに合わせてくるくると回るので、ご注意ください。
ボールは昔からあるもので、どこで購入したのかわからないのですが…(すみません。)
一応、参考までにお話しておくと
IKEAの器の、底の直径は10センチくらいです。
余談ですが…
IKEAの器。使い勝手がいいので、とてもオススメですよ(*´ω`*)
それこそ、
お菓子を分けるときに入れたり、
シリアルを食べるときに使ったり…
クッキングのときに、材料を入れるのにも便利です!
用意するもの
【お子さんが湯せんをするのに必要なもの】は以下のとおりです。
- チョコレート
- チョコレートを入れる器
- ボール
- スプーン
- お湯
- チョコレートを入れる器
- スプーン
は、湯せんするチョコレートの数(種類)分を用意してくださいね。
例えば、
- ミルクチョコレート
- ホワイトチョコレート
と2種類のチョコを湯せんする場合は
- 器2つ
- スプーン2つ
が必要です!!
ボールは使い回せるので、1つで大丈夫です。
ただし、私と同じように【お子さん2人が同時に作る!】という場合は、ボールも2つご用意ください。
その場合は、器、スプーンも同じように、人数分のご用意をお願いします。
湯せんをしよう
それでは、早速、湯せんをしていきましょう。
実際の手順などをお話していきますね!
まずはお湯を沸かそう
★お湯は、1番最初に沸かしておいてください。
材料などを用意する(並べたりする)より前に、お湯を沸かしておきましょう。
ボールに入れるお湯の量は、大さじスプーン3~4(60cc)くらい。
少しの量しか使いません。
が、チョコは溶けます!
(チョコの溶け方など、詳しいことは後ほど、お話しますね)
ただ、途中でお湯を交換することもあるので、お湯は多めに準備しておくといいです。
補足になりますが、
【チョコレートを湯せんするときの適温は45~50℃くらい】だそうです。
45℃だと、ちょっと熱いお風呂のお湯くらいですかね。
ちなみに、ホワイトチョコレートの適温は40℃くらいだそうです。
湯せんの手順
湯せんの手順ですが、やることはたったの3つです。
- チョコをポキポキと小さく折って、器に入れる【子ども】
- ボールにお湯を少し(大さじ3〜4くらい)入れたら→器をボールへ【大人】
- スプーンを使って、チョコを溶かす【子ども】
これだけです!
とてもシンプルですね♪
チョコレートは、じわーっと溶けてきます。
ゆっくりスプーンを使って、溶かしましょう。
繰り返しになりますが、スプーンでチョコを溶かしていると、一緒に器がくるくる回ってしまいます。
器がくるくる回ってしまっていても、一応チョコは溶けます。
が、均等に溶けづらかったりします。
なので、できれば…器が回らないように、手でおさえることを教えてあげてくださいね!
ちなみに...
6歳になったばかり(年長)の長女は、教えたらしっかりと手でおさえていました。
《母は見守るだけ!1人で黙々とやってました!》
次女(3歳)の頃は、難しそうにしていたので、母が一緒に押さえてあげました。《次女と一緒にやりながら、長女を見守るイメージです!》
次女(4歳)になっても、力加減などがやっぱり少し難しいようで、【動かないようにずっと押さえ続ける】ことはできませんでした。
《時々、一緒に押さえてあげるなど、少しお手伝いをしました!》
ずっとつきっきりではなかったので、
時々一人で押さえられたり、時々器がくるくるしながら(笑)も、チョコを溶かしていました。←ちゃんと成長してますね!
お湯の量は大さじ3〜4となっています。
チョコの溶け方によって、お湯の量を調節してください。
寒い日(気温が低いとき)は、どうしてもお湯が冷めやすくなります。
『ちょっと溶けにくいな…』と思ったら、すぐにお湯を交換してくださいね!
『今すぐ、チョコの湯せんを試してみたい!』
そんなあなたには、こちらがオススメです♪
チョコの種類によって、溶け方に違いはある?
今回使ったチョコの種類は
- ミルクチョコレート
- ホワイトチョコレート
- ピンクチョコレート
です。
湯せんのやり方は変えず、3種類とも同じ方法で湯せんをしたのですが...
チョコレートの溶けやすさがそれぞれ違ったので、共有できたらと思います。
チョコレートを溶けやすい順に並べると
- ホワイトチョコレート
- ピンクチョコレート
- ミルクチョコレート
でした。
順番に、湯せんしたときの様子などを詳しくお話していきますね。
①ホワイトチョコレート
1番溶けやすかったチョコレートは、ホワイトチョコレートです。
ほんのりあったかいお湯でも、すぐに溶けました。
ホワイトチョコレートは油分が多いことから、温度が高すぎると分離してしまうそうなのですが...そのあたりも関係あるのだと思います。
【ほんのりあったかいお湯】なら、やけどの心配はかなり低くなりますので、安心ですね。
湯せんの適温は40℃。
40℃といえば、お風呂くらいの温度ですしね!
寒い日は、お湯が冷めやすく、チョコが溶けにくい印象です。
《比較的暖かい日中》に作ったときは、すんなり溶けたホワイトチョコレートですが、
『今日ちょっと寒いかなー?』と思った日の夕方に作ったときは、お湯の交換が必要でした。(交換したあと、すぐ溶けていました!)
状況に応じて、お湯の交換をお願いしますm(_ _)m
②ピンクチョコレート
次に溶けやすかったのは、ピンクチョコレートです。
ピンクチョコレートは、ホワイトチョコレートほどすぐ溶けませんでしたが、
"あったかいかな?"くらいのお湯で問題なく溶けました。
こちらも、安心ですね。
ホワイトチョコレート同様、寒い日はお湯が冷めやすいので、チョコレートが溶けにくくなります。
『溶けてないかなー?』と思ったら、すぐにお湯の交換をして頂けたら…と思いますm(_ _)m
余談になりますが、
先日チョコフォンデュをしようとして、ピンクチョコレートと普通のミルクチョコレートをレンジで温めたのですが。
同時にレンジに入れ、同じように温めたら、ピンクチョコレートの方が先に沸々してきてしまい…見事に分離してしまいました(;_;)
テキトーに時間を設定したら、温めすぎました…
ミルクチョコレートは分離せずいい感じに溶けたので、ピンクチョコレートの溶ける温度は、ミルクチョコレートよりも低め(高いと分離しやすい)だと思います。
③ミルクチョコレート
3つの中で1番溶けにくかったのが、ミルクチョコレートです。
溶けないというわけでないのですが…
ミルクチョコレートは、お湯の温度が下がりすぎてしまうと溶けにくいように感じたので、途中でお湯を取り替えることもありました。
お湯の量がスプーン3~4程度なので、冷めるのはやっぱり早いです。
なので、やけどに気をつけながら、お湯を取り替えていました。
やけどが心配なので、温度調節は難しいですが、
娘たちの『なかなか溶けなーい』という言葉を頼りにして、お湯を交換していました。
チョコレートの溶け具合を見て、臨機応変に対応できるといいと思います。
気をつけたいポイントや注意点
繰り返しになってしまうこともありますが、【お子さんがチョコを湯せんするときの大切なポイント】をまとめました。
こちらに気をつけて頂ければ、安全に楽しく湯せんができると思います。
①器とボールの大きさ
ボールに器を入れたときに【ズレることなく、ぴったり入る大きさが大事】だとお話しました。
写真で見比べてみると…
こちらは、ボールが大きいですね。
↓↓
中の器が大きく動いちゃいそうなので、大人がしっかりと手を添えていました。
ようは、つきっきりです。
こちらは、ボールと器がぴったりハマってます!
↓↓
中の器が横に動いてしまうようなスペースがないので、子ども自身が手で器を押さえていれば大丈夫。
子ども自身が、手で押さえればいいので、“側で、ずっとつきっきり”じゃなくて、“近くで、見守ることができる!”ということですね。
チョコを溶かすことに集中していると、
- “器を支えている手”に、意識がいかなくなることもあります。
- スプーンを使って、全力で混ぜようとすることもあります。
【チョコを溶かすことだけ】に意識がいくので...
- 無意識に、器を支える手の力が弱くなってしまった
- チョコを全力で混ぜていたら、器を手で支えるのをやめてしまった
に、なりがちです。
このようなことがあったとき、器の大きさに対してボールが大きいと、中の器が大きく動いてしまう可能性も大きくなります。
なので、ボールに器を入れたときに、【ズレることなく、ぴったり入る大きさが大事】なんです!
支えていないと、器がスプーンの動きに合わせてくるくる回ってしまいますが、
それによって
- チョコにお湯が入ってしまう
- やけどする
- チョコが溶けない
ということは、ほとんどないと思うので、
②お湯について
お湯の取り扱いには、十分注意してください。
【ほぼ一人で】できる湯せん方法なので、決して【全部一人】ではありません。
お湯を入れたりするときは、必ず大人がやってくださいね。
完全に目を離してしまうのは、やっぱり危ないです!
お湯の入ったボールを倒してしまう可能性もあります。
また、〈準備〉のところでもお伝えしましたが、お湯の量は大さじ3〜4(60cc)くらいで大丈夫です。
やけどもそうですが、お湯の量が多くなると、溶かしているときにチョコの中にお湯が入りやすくなります。
お湯が入ると、チョコが固まってしまいます。
冷めちゃうと嫌だから、少し多めに入れておこう…ではなく、
途中で冷めちゃったかな?と思ったときに、お湯を入れ替えるようにしてくださいね。
熱湯は、チョコの湯せんにはNGです。
湯せんの適温は45〜50℃くらい。
温度が高いと、チョコが分離してしまいます。
ご紹介した湯せん方法は
【お湯を少量しか使わない】ので
- やけどしにくい
- 分離しにくい
という、とてもオススメの方法なんですよー♪
そして、ホワイトチョコレートの適温は40℃くらいとさらに低いので、本当にこの方法はオススメです!
【ほんのりあったかいお湯】で溶けてくれますので、分離しちゃう心配はないと思います。
ただし、寒い日は少し溶けにくいのでご注意くださいm(_ _)m
チョコについて
1度に溶かすチョコの量ですが…
板チョコ1枚がちょうどいいです。
お湯の量が少ないので、チョコが多いと溶けにくくなります。
たくさん作りたい場合、少し手間でも、1枚ずつ溶かすようにしましょう。
また、1枚分のチョコを溶かしたら、すぐに型に入れましょう。
そしてその後に、次の1枚を溶かすようにしてくださいね。
チョコの上にトッピングなどをする場合は、
【型に入れる→トッピングする】
までを1セットとして、続けてやるようにしてくださいね!
そして、これは私の体験なのですが…
チョコを冷蔵庫で保管していた場合、少量のお湯では溶けにくいことがあります。
なので、
前もって、早めに、冷蔵庫から出しておいたほうが、少量のお湯でも溶けやすいかもしれません。
ただ、常温にしていたことで、《チョコを小さくポキポキするときに、手の温かさで溶けてくる》ということもあります。
ポキポキしてたら、お子さんの手がチョコまみれ…になるということです。
チョコを作る(湯せんする)ときは、
- 汚れてもいい服にする
- すぐに手が拭けるよう、ウエットティッシュなどを用意する
など、対策をしておいた方がいいかもしれません。
また
- チョコが固いうちにポキポキしておいて...
- 少し時間を置いてから湯せんする
というのもアリだと思います!
スプーンについて
チョコを溶かすときのスプーンですが、プラスチックのスプーンがいいです!
よくある銀色のスプーンだと、チョコレートが冷えて固まりやすいです。
(熱いものを冷ましたいときには、いいんですけどね)
少量のお湯で溶かすので、チョコがより固まりやすくなってしまいます(;_;)
なので、できればプラスチックのスプーンを使いましょう!
私は、IKEAのスプーンを使いました♪
しっかりとしたプラスチックのスプーンなので、使いやすいですよ!
子どもが〈ほぼ一人でできること〉のメリット
お子さんが、【チョコの湯せんを、ほぼ一人でできるようになったとき】のメリットを考えてみました!
メリット① 大人が一人でも、対応できる
今回のように、《姉妹で作るときに、大人が一人でも対応できる》というのは大きなメリットの1つです。
チョコを作るお子さんが一人でも、兄弟がいらっしゃる場合では、ずっとつきっきりにできないときもありますよね?
この方法なら、しっかりと見守りながらも、下のお子さんの相手をすることもできます。
『下の子がいるから、チョコ作りは無理かなー?』
などと思っていたら…
ぜひ、この湯せん方法を試してみてくださいね。
お子さんの年齢、様子によっては、一人で湯せんをするのは難しかったりします。
また、下のお子さんの年齢にもよるので、大人一人では対応できないことも可能性としては十分にあることをご理解頂けたら…と思います。
メリット② 自信につながる
【大人と一緒に】やる。
これだけでも、【できた!】という達成感は十分味わえます。
でもそれ以上に、
【一人でもできた!】ということは、
子どもにとって、より誇らしく、より自信となっていきます。
大人でも、【できなかったことができるようになったら、嬉しいもの】です。
【できた!】という事実は、その人の自信となり、
さらにやってみようという意欲を高めていきます。
【一人でできたよー!】という経験は、子どもにとってとても大切で、たくさん体験してほしい経験です。
- できたことが嬉しい!
- もっとできるかもしれない!
- 次もやってみよう!
ますます意欲も高まっていき、やる気がいっぱい、目もキラキラしてくることでしょう♪
無理をする必要は全くありません。
- 楽しみながら、できる
- 自信がつく
- やる気アップ
なんて、いいことしかないと私は思います。
年齢や発達の状況にもよるので、決して無理はしないでくださいねー!
楽しみながら、可能ならば挑戦してみましょう♪
安全に楽しく作ろう
幼児さんが【ほぼ一人でできる、チョコの湯せん方法】について、お話させて頂きました。
- ボールに器を入れたときに、【ズレることなくぴったり入る大きさ】である
- 少量のお湯を使う
この2つに気をつけるだけで、幼児さんでも、簡単に湯せんができます。
我が家の娘達は、この方法でチョコの湯せんを何回もしていますが…
側で見ていて、『やけどがこわいなー』と感じる場面は、ほとんどありません。
念のため、
《お湯が入ってるから、気をつけてね》
と、湯せんをする前に、毎回、声をかけています!
ただ、お湯を使うので、絶対に大丈夫とは言い切れず…
(危ないのは、お湯の入ったボールをひっくり返してしまうことです。)
【楽しく、安全に湯せんをするための1番のポイント】は、
お子さんの年齢や様子によっては、無理をせず、大人がお手伝いをすること
です。
- ほぼ一人でできますよ
- 一人でできたときの達成感はいいですよー
とお伝えしてはいますが、
必ずしも、お子さん全員がそうとは限りません。
お子さんに合わせて、必要なお手伝いをしてあげてくださいね。
我が家もチョコ作りに娘たちがハマっているので、
- 楽しく、安全に気をつけながら
- 子どものやりたいをしっかり受け止めながら
- 無理なく挑戦してできる方法を工夫しながら
これからも、チョコを作っていきたいと思います。
湯せんを実践するのに、オススメです♪
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★〈長女4歳〉ダイソーのシリコンチョコレートモールドで初めてのバレンタインチョコレートを作りました
チョコを使った簡単クッキング♪してみませんかー?(*^^*)
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